79-秋田県・三皇熊野神社

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開運スポットは、現地に行かなくても体感できることをご存知ですか? HP上のご案内で「気」を感じたら、それだけでもご利益なのです。今までのご案内を改めて見直してみてください。
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これからは、開運道HP上のパワースポット巡りをお勧めします。あなたが、その場に行った気になれれたら、そのパワースポットのご利益が頂けます。
今回は秋田県のパワースポットです。関心のある方は是非ご入場ください。

心霊研究の第一人者が推す

開運スポット巡りー79

小林 永周

縁結び、子授け、安産、家庭円満、厄除け、無病息災
79-秋田県・三皇熊野神社(さんこうくまのじんじゃ)

三皇熊野神社の里宮である熊野神社の創建は古く、延暦23年(804年)、その後、征夷大将軍・坂上田村麻呂が社殿を再建し、それが本宮の三皇熊野神社になったと伝えられています。
祭神は里宮・本宮共に、父神の伊邪那岐大神(イザナギノオカミ)、母神の伊邪那美大神(イザナミノオオカミ)、娘神の天照皇大神(アマテラスオオミカミ)、息子神の須佐之男命(スサノオノミコト)の4柱で神様の御一家が主神として祀られ、配神として稲荷大神、八幡大神が祀られています。この家族円満の神様のご縁から、縁結び、子授け安産などのご利益ありとされます。
この三皇熊野神社は、江戸時代以前から「三光大神」とも呼ばれてきましたが、その三つ光とは「日・月・星」の事です。
この三つの輝きを持つご祭神を総称して「三皇熊野大神」と呼ぶようになったと社伝に伝えられています。
この伝承から、三皇熊野神社の「ご神紋」の三つの輪は「日・月・星」を現していて、神前で祈願を受けると参拝者の今後の人生が光り輝くご利益があるとされています。
本宮には文久年間(1861~1864)に作られた秋田藩主・佐竹氏の五本骨月扇紋が付された獅子頭(猿田彦大神として奉齋された)が伝わっています。

さらに本宮は、秋田藩・佐竹氏の久保田城からみて南西の裏鬼門方位にある関係から、古くより、鬼門・方位除け、九曜星厄除け、厄除開運、八方除に御利益があるといわれています。
境内には、エンジュの大木やキタコブシ、ブナ、ケヤキなど多くの樹木があり、真夏にはオレンジ色の「狐の剃刀(彼岸花の一種)が咲き誇るのを見ることが出来ます。
その中に「霊水の逆木(さかさぎ)御神木」と呼ばれるブナの大木があり、御神木に触れて拝むことで病気回復、眼病平慰、健康長寿のご利益を受けることができるとの言い伝えが昔からあり、いまも多くの方が訪れています。とくに眼病平慰のご利益は全国的にも珍しく、目を病んだ方にはお勧めのパワースポットといえます。
このご神木は、坂上田村麻呂が蝦夷征伐(えぞせいばつ)に北上した時に用いたブナの杖を、ここに立てたところ、延暦22年(802年)の三皇熊野神社再建の際にそれが芽生えて御ご神木になったと伝えられています。
しかも、普通のブナの木は枝先が上で分かれるのに、この御神木は根元が幾つにも別れていて、さらに、その根元から清涼な霊水が沸き出て、その霊水で目を洗うと目の病いが治ったそうですが、現在は霊水は枯れてしまいました。
それでも、地下の霊水を養分とするブナの御神木からのご利益を受けるのですから安心です。
ともあれ、この三皇熊野神社は、わざわざ秋田まで出向いても損のないパワースポットであるのは間違いありません。

アクセス
所在地・秋田県秋田市牛島西3-10-11
無料駐車場あり
[電話]018-832-6303
[営業時間]9:00~17:00(祈祷受付時間)
JR羽越本線「羽後牛島駅」から徒歩10分
付記
里宮(旧熊野神社)
所在地・秋田市牛島東2丁目2-36