71-福島県・伊佐須美神社

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心霊研究の第一人者が推す
開運スポット巡りー71

小林 永周

願望成就、仕事金運上昇、縁結び家庭円満
71-福島県・伊佐須美神社(いさすみじんじゃ)
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豊な自然に包まれた福島県会津盆地南縁を流れる宮川沿いの会津美里町にある伊佐須美神社は、磐梯山と明神ヶ岳を祖山とする山岳信仰の神社です。したがって。豊かで強く逞しい山のエネルギーを感じる男性的なパワースポットなのです。
祀られた御祭神は、伊弉諾尊(イザナギノミコト)・伊弉冉尊(イザナミノミコト)・大毘古命(オオコヒノミコト)・建沼河別命(タケヌナカワワケノミコト)の4柱で、それっらの神々の恵みにより、願い事が叶えられ、厄を逃れ、迷いが消え、金運や仕事運や愛情運がアップし、家内安全が保証されるという、良いことづくめのパワースポットなのです。
境内の東側には福島県天然記念物指定の「飛龍の藤」と呼ばれる見事なフジの木があります。このフジはシラカシ等に巻き付きながら約35メートル以上も上に伸びていて樹齢は100年以上とされ、根回りは約2メートルの巨木です。

このフジの傍には、天海僧正が母の病気平癒祈願に植えた「天海僧正手植檜(ひのき)があり、この二本の樹木が放つパワーが只物ではないという評判になり、この神社に参詣した人は誰もがここをパワースポットとして認めています。
さらに、境内の林は神域とされて立ち入り禁止になっていますが、そのお蔭で自然林が保護され、特に宮川沿いの東側に林立するハルニレ、ケヤキ、キタコブシ、アオナラガシワなどが巨木に育ち、低木のアブラチャン、ニワトコ、チマキザサなども伸び伸びと空に伸び、自生する植物でも、エゾエンゴサクやニリンソウなどの群落が風に揺れています。
これら保護された樹木植物の植生は、会津開拓前の生態をそのまま残していて植物学や民俗学にも貴重な資料になるらしく、この区域全体が、会津美里町指定天然記念物となっているのです。
その上、さらに春には桜が咲き誇ります。
楼門の傍には、会津五桜の1つに数えられる「薄墨桜(うすずみざくら=学名・アイヅウスズミ)」があります。
花びらが八重に一重が交わった変種らしく、初めは薄墨を含んだ白色で徐々に時期が進むに連れて紅色を帯び、満開の時は見事な鮮紅色で空を彩ります。
社伝では、この桜は伊佐須美神が明神ヶ岳から遷座して以来の神木といわれ、毎年春になると、この薄墨桜の花ビラを入れた餅を搗いて花祝祭の祝宴が催されるのです。
この神社のそう僕にまつわる話題はこれでは終りません。
境内南の道路を挟んだ社地には、「神苑・あやめ苑」があり。苑内には約150種・10万株のあやめが植えられていて、見頃を迎える6月中旬から7月初旬にかけて「あやめ祭り」が催されて大勢の人で賑わいます。
このように豊富な植物が多いのは敷地が広いからでもあります。
境内は、内苑と外苑を合わせて0.66ヘクタール(2万坪)、ここを歩くだけでもいい運動になります。
それでも、冒頭にあった数多くのご利益と自然のままの草木に包まれたリラックス効果を考えると行かずにはいられません。

名称
伊佐須美神社(イサスミジンジャ)
アクセス
所在地
〒969-6263 福島県大沼郡会津美里町宮林甲4377
電車
JR只見線
電車+バスをご利用の方
JR磐越西線 会津若松駅下車
若松駅前バスターミナル > 永井野行バス利用
横町バス停まで(約40分)> 徒歩3分
会津高田駅から徒歩で20分
車利用ー1
磐越自動車道経由
【一般】磐越自動車道 会津若松ICより(約30分)
車利用ー2
ETC・磐越自動車道 新鶴PAスマートICより(約15分)