92-広島県ー厳島神社

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心霊研究の第一人者が推す

開運スポット巡りー91

小林 永周

海上交通安全、必勝、商売繁盛、縁結び、心願成就
92-広島県ー厳島神社(いつくしまじんじゃ)

厳島神社は、広島県廿日市宮島に鎮座する安芸国一宮で全国に約500社ある厳島神社の総本社です。
世界文化遺産にも登録されていて、古来から「安芸の宮島」の名で知られる景勝で、宮城の松島、京都の天橋立と並ぶ日本三景の一つとされます。


海中に立つ大鳥居や国宝の社殿群全てが潮が満ちると海に浮かび、その美しさはまさに壮厳にして圧巻、これら全てがパワースポットなのも納得、真に見事なもので1996年にユネスコの世界文化遺産にも登録されています。
創建は推古天皇元年(593年)との説があり、文献にば811年に載っていて、およそ1400年以上の歴史をもつことが分かっています。現在の形に整えられたのは平安時代後期、平清盛がこの厳島神社に深く関わります。
久安2年(1146)の29歳時、安芸守の任に就いた清盛は、瀬戸内海の制海権を手にして交易などに介入し、莫大な利益を得て、厳島神社への信仰を深め、現在の寝殿造りなどの建立?造営を行います。平家物語では清盛が夢で、「厳島宮を造営すれば、必ずや位階を極めるであろう」とのお告げを得た、と記されていて、清盛が鎧甲冑や刃剣類の他にも多くの美術工芸品を奉納していることでも、清盛がいかにこの地に固執し、京の文化を宮島にも移したい思いの強かったことも伝わってきます。
厳島神社の主祭神は、宗像三女神で、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)を、宗像大社(福岡県宗像市)から勧請したものです。
この 宗像三女神は朝鮮への海上交通の平安を守護する女神ですので、これが厳島神社も瀬戸内海航路の守護を含めて海上交通安全の神様と言われる所以です。
厳島神社にある国宝の一つに清盛直筆の一文がある「平家納経」があり、平家一門の写経33巻が奉納されていて、年に2回公開されています。厳島神社は平家一門の繁栄に寄与しましたが、毛利元就(もとなり)の中国制覇、豊臣秀吉の天下統一にも拘わり、それによって「必勝祈願」と「心願成就」のご利益が信奉されています。
厳島神社の見どころは、廻廊、海上の社殿や舞台、海上にそびえる大鳥居、背景の弥山、朱塗りの社殿群、海の風景、隣接する巨大な大経堂「千畳閣(秀吉が安国寺恵瓊に建立を命じたが秀吉死後は未完成)」、千畳閣の横の「五重塔」、西の丘陵にある「多宝塔」、厳島神社裏手の「滝小路」、その坂上の「大聖院の大伽藍」、宮島最古の参道「山辺の古径」、鹿が群れる「御笠浜」、厳島神社の後背の紅葉谷、弥山の獅子岩(ロープウェイで)、縁起物からお饅頭まで夫々個性的な宮島のお土産商店街など見所もパワースポットもご利益も混然として溢れています。
宮島・厳島神社のお守りのご利益は、縁結びなど和多く、ご朱印(300円)も頂けます。
宮島桟橋から厳島神社まで続く土産物店や食事処も賑わっていて、旅館も軒を並べています。さらに、表参道商店街もあり、こちらも参拝客で賑わっています。ここで有名なのは特産品の「宮島しゃもじ」、これは江戸時代から幸運、勝運の縁起物として人気があります。おなじみの「もみじ饅頭」などは多くの店で扱っていてどこでも買えますが、それだけ人気があるということで感心しました。それと、季節によっては一番人気は「宮島牡蠣(かき)」になります。これは説明の要もないほでで、香り、味、歯ごたえもよく鍋でも焼いてもフライでも極上であることは誰でも知っています。
以上、パワ^スポット「宮島&厳島神社」に是非、お立ち寄りください。

〇アクセス
厳島神社
所在地・広島県廿日市市宮島町1-1
昇殿料【神社】:大人300円、高校生200円、中小学生100円
拝観料【宝物殿】:大人300円、高校生200円、中小学生100円
JR西日本山陽本線「宮島口駅」徒歩5分
広島電鉄宮島線 「広電宮島口駅」徒歩すぐ
宮島口桟橋よりフェリー「宮島桟橋」(10分)徒歩15分