87-石川県・白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)

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開運スポットは、現地に行かなくても体感できることをご存知ですか?
HP上のご案内で「気」を感じたら、それだけでもご利益なのです。
今までのご案内を改めて見直してみてください。
あなたに合ったパワースポットが見つかるかも知れません。
これからは、開運道HP上のパワースポット巡りをお勧めします。
あなたが、その場に行った気になれれたら、そのパワースポットのご利益が頂けます。 それに、開運村の拠点である花見サロン自体が、築地本願寺を見下ろす絶景のパワースポットで知られているのです。
したがって、ご利益の何割かはこの開運村HP散策で得られるのは間違いありません。

心霊研究の第一人者が推す

開運スポット巡りー87

小林 永周

 

五穀豊穣、商売繁盛、大漁安全、開運招福
家内安全、生業繁栄、学業成就、縁結び、安産
87-石川県・白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)

霊峰・白山を神体山とする北陸鎮護の大社である白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)は、石川県白山市三宮町に鎮座する加賀百万石の一の宮で、全国に約3千社ある白山神社の総本社として篤い信仰と崇敬を受け「白山さん」と呼ばれて親しまれています。
白山比咩神社は、養老元年(717)に、白山に登拝した僧・泰澄が、翌年山頂に奥宮を建立したのが始まりです。それ以来、白山信仰は全国へと広がりました。その中で、加賀(石川県)馬場として栄えたのが、白山比咩神社を中心とした白山七社です。
ご祭神は、白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)が、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の三柱です。
菊理媛尊(くくりひめのみこと)という女神が、日本列島を造った伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)との仲をとりもったことと、菊理媛の名の「くくり」から「縁結びの神」として崇れています。
縁結びの他に上げられる御利益は、五穀豊穣、大漁安全、開運招福、家内安全、生業繁栄、学業成就などです。
なお、ご利益の効果を最大限に上げるには、一の鳥居を潜る前にきちんと一礼して姿勢を正し、二の鳥居、三の鳥居の前でもきちんと拝礼をしてから神門を通って拝殿に向かう・・・この心掛けが大切です。
さらに参拝が済んでから、拝殿横の長机にある絵馬に望み事を書いて奉納するのもお奨めです。
絵馬は2種類あり、公私ともに縁のある方を含めた縁結びは「結」と書いてある丸い絵馬、他の望み事は普通の絵馬を選びます。御朱印は、拝殿左にある授与所にオリジナルの御朱印帳に頂けます。
白山比咩神社の奥山は山頂ですが、本宮は、手取川と奥獅子吼山(おくししくやま・928m)に挟まれた平坦に建立されました。 約4万7千平米の広大な敷地には、林立する古木に包まれて豪壮な社殿が並び、どこにいても霊気が漲るのを感じます。
この本宮を拠点として白山頂上の神域にある奥宮を目指す山岳信仰の登山者も沢山訪れます。
石川、福井、岐阜の3県にまたがる標高2702mの白山は、古くから日本三大霊山(他は富士山、立山)の一つとして信仰の山として、地元の人々に崇められてきました。
その山岳信仰が奥宮への登拝という形になって、登山道も整備され、本宮である白山比咩神社がその拠点となって二千百年を経ているのです。なお、山頂に近い標高2450mの室堂には、白山比咩神社の祈祷殿や一般登山者のための宿泊施設もあります。

ここでまた本宮に戻ります。
神域への玄関にあたる一の鳥居は、緩やかな曲線を用いた装飾を施した明神型で高さ6.4mの石造り、石造りの鳥居としては日本で五指に入る大きさですから立派なものです。この一の鳥居を潜ると約250mにもおよぶ表参道で、杉や欅(けやき)や楓(かえで)の大樹に覆われて、まるでトンネル状、昼なお暗く、歩くだけで清涼かつ壮厳の気に包まれます。

その参道の中ほどまで歩くと滝の音が聞こえ、立ち寄ってみると清冽な谷水が滝か滝つぼから清流となって手取川の方角に流れ注いでいます。
表参道をさらに行くと手水舎の手前に、注連縄が掛けられた白山市指定天然記念物とされる杉の御神木があります。根元の周囲約12m、高さ1mの幹周り約10m、樹高約42m、樹齢約800年の巨木が聳え立つのですから、参拝者の誰もが驚いた表情で天を仰ぐのも無理ありません。
清冽な水が勢いよく溢れて流れる手水舎(ちょうずや)で、その建物の柱に彫られた獅子など眺めながら身を浄め、さらに奥へと進むと、その先に神門があります。
神門は、一から三までの鳥居を潜った先にあり、神門越しに銅板葺き檜造りの豪壮な拝殿が望める位置にあります。

この神門前にもまたケヤキの大木に出会います。胸高周りが約5m、樹高約25m、推定樹齢は約千年という白山市指定天然記念物の大木ですが、化け物のような杉の大木に出会っているだけに感心はすれど誰も驚きません。
さらに御神木として三本杉と称される若い杉がありますが、これは昭和58年(1983)の5月に石川県で開催された植樹祭において、昭和天皇が蒔いた杉の種が育った苗木を、御神木として境内に植樹したものです。
外拝殿は切妻造り、銅板葺き、檜造りの豪壮で優美な建築物で、その奥に、直会殿、拝殿、幣殿、本殿と並びます。
本殿は、明和7年(1770)に、加賀藩10代藩主・前田重教(しげみち)公の寄進で造営されたものです。
この他に、白山の霊水として昔から延命長寿の霊水として名高い白山水系の伏流水が、北参道手水舎横に湧き出ていて、遠方からも水を汲みに来る人が後を絶ちません。
境内には、元禄2年(1689)に、奥の細道の途次にここに立ち寄った松尾芭蕉が、白山の姿に感動して詠んだ「風かをる 越(こ)しの白嶺(しらね)を 国の華 翁」が句碑に刻まれています。
さらに、泰澄の作ともいわれる地蔵菩薩などもあり、広い境内を散策するだけで英気が養われるのは間違いありません。
この一文を読んだ人には何らかのご利益がある・・・これを信じています。

アクセス
所在地・〒920-2114 石川県白山市三宮町ニ105-1
電話・076-272-0680
FAX・076-273-0933
電車の場合
「金沢駅」からJR北陸本線・小松行きに乗車、乗車時間4分で「西金沢駅」到着、ここで乗り換えます。
「新西金沢駅」北陸鉄道石川線に乗り換え30分で「鶴来駅(つるぎえき)」、ここで降車。
鶴来駅から歩いて行けない事もないのですがバスが出ているので「一の宮」(乗車5分)で降車。
歩く場合は、看板に従って歩いてください。
「表参道」と「北参道」の矢印がありますが、表参道の方が近くて分かりやすいです。
北陸鉄道では「恋のしらやまさん」キャンペーンを実施中です。
電車の「乗車券」「バス乗車券」「和菓子券」「辻占券」全部で1800円。
購入者には「恋のしらやまさん」公式ガイドブックと白山比咩神社への「奉納恋文」も貰えます。
購入窓口は、北陸鉄道「北鉄駅前センター」「北鉄野町駅」「北鉄鶴来駅」の3か所です。
飛行機でお越しの場合は、小松空港より車(タクシーなど)で国道360号、加賀産業道路経由で約50分です。
国道360号線を直進。「軽海西」交差点を左折、加賀産業道路を金沢方面に直進。「三ツ口」交差点を右折し直進です。
小松空港からタクシー以外で白山比咩神社に直行できる交通機関はございません。
ので、ご利用の場合は一度JR金沢駅まで行かれることをおすすめします。
小松空港から金沢駅には便利な「小松空港特急バス」が運行しております。
駐車場のご案内
駐車場は、表参道約30台)と北参道(約300台)南参道(約130台)の3カ所に無料駐車場があります。
北参道は一番広くて大型バス等も停められます。
表参道からはおよそ250mほど上り坂なので、車椅子ご利用の場合は北参道駐車場をご利用ください。