91-岡山県ー吉備津神社

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開運スポット巡りー91

小林 永周

縁結び、子授け・安産、長寿、武勇
91-岡山県ー吉備津神社(きびつじんじゃ)

岡山県岡山市にある吉備津神社は、名神大社で備中国一宮、おとぎ話にある桃太郎の鬼退治神話と関連付けられた神社です。桃は古来から邪気を払うと同時に長寿の果物として知られていなすので縁起のいい神社として栄えています。
日本書紀、古事記のどちらにも登場しますが、この地方で恐れられた賊徒を滅ぼして平和と秩序を築いた大吉備津彦大神(おおきぶつひこのみこと)を主祭神とするこの地方屈指の大社です。
ご祭神は、主祭神の大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)の他に身内を集めて8柱、「彦五十狭芹彦命(ひこいせさりひこのみこと)、相殿神御友別命(みともわけのみことのみこと)、仲彦命(なかつひこのみこと)、千々速比売命(ちちはやひめのみこと)、倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)、日子刺肩別命(ひこさすかたわけのみこと)、倭迹迹日稚屋媛命(やまとととひわかやひめのみこと)、彦寤間命(ひこさめまのみこと)、若日子建吉備津日子命(わかひこたけきびつひこのみこと)などです。
大吉備津彦大神は記紀にも登場する崇神朝四道将軍の一人で、昔から吉備国開拓の大祖神として尊崇されています。
吉備津神社は、日本建築でも珍しい勇壮な「吉備津造り(比翼入母屋造)」の社殿で、鳴釜の神事(釜の鳴る音で吉凶を占う)でも知られます。
ご祭神の大吉備津彦命は281歳まで生きたという長命伝説もあります。それから5代目の加夜臣奈留美命が茅葺宮に社殿を造営して、祖先を祀ったのが創建とする説と、この地に行幸した仁徳天皇が、大吉備津彦命の業績を称えて5つの社殿と末社を創建したという説の二説があります。
朝廷の篤い崇敬を受けた吉備津神社は、承和14年(847年)に従四位下の神階を受け、仁寿2年(852年)には四品(しほん)が授けられ、やがて一品(いっぽん)まで昇叙され、今日に至っています。
中世には、崇敬を受けた武家達によって度々社殿の修復や寄進が行われました。
本殿の大きさは出雲大社本殿に匹敵するほど大きく、屋根は檜皮葺、神社本殿に大仏様(だいぶつよう)もあります。
前述の釜鳴り神事が行われる御釜殿は、慶長11年(1606年)に再されたもので、単層入母屋造り、北二間に釜が置いてあります。
特殊神事の「鳴釜神事」は金曜日以外の毎日行われていt、国の重要文化財にも指定されています。
重要文化財としては、国指定が、南随身門(建造物)、北随身門(建造物)、御釜殿(建造物)、木造獅子狛犬 1対(彫刻)などです。
国指定の重要無形民俗文化財としては、備中神楽があり、岡山県指定文化財としては、重要文化財(有形文化財)に 回廊(建造物)、大太刀 銘・備州長船秀幸(工芸品)、大太刀 法光(工芸品)、行道面(工芸品)、高麗版一切経(書跡・典籍)、紙本墨書連歌(書跡・典籍)などがあります。
さらに、無形民俗文化財としては、 宮内踊があります。
参道は、吉備津駅を出たところから續いていますので迷うことはありません。神社までは徒歩で10分です。
本殿手前に左側に進みますと、本殿と拝殿を横長に大きく見ることができます。この拝殿と本殿は前述のように国宝に指定されています。

つぎの見どころは、岡山県の指定文化財となっている拝殿右手にある回廊です。この回廊は398メートルもあるその長さとその美しさが評判で皆さん驚かれます。
さらに、前述の重要文化財に指定されている「釜鳴り」も、神事だけでなく行事がない時は一般の人も中に入ることができます。ぜひ、願い事を叶えるのに釜鳴りの音をお確かめkださい。
吉備津神社のご利益はいろいろ有りますが、祭神の大吉備津彦命と妻の百田弓矢比売が祀られていることから、縁結び、夫婦円満、子授けがあり、さらに、主神の大吉備津彦命が長命だったことから、長寿のご利益、さらに桃太郎伝説から武勇や健康などのご利益も有名になっています。

吉備津神社のお守りも沢山の種類がありますが、その中でも有名なお守りは桃太郎伝説にちなんだ「桃守り」です。
この「桃守り」は、縁結び、恋愛成就、全ての災難・厄除けなどですが、桃色で愛らしいデザインですので女性には特に人気があるようです。
さらに「桃懐守(ももふところまもり)」というオミクジとセットになった有田焼で出来た お守りがあり、桃の邪気払い効果で、厄除けのご利益があります。

つぎは吉備津神社の御朱印ですが、ここには桃太郎が図案にあしらわれたオリジナル御朱印帳があります。御朱印のほうはごく普通の「吉備津神社之印」ですが、揮毫された文字の姿が立派だという声もあります。

北の参道入り口の北随神門は朱塗りで室町時代中期に再建され、国の重要文化財に指定されていますが、この門は細部に繊細なデザインを施した神門で、観光客の撮影スポットにもなっています。
その神門参道に入って進むと本殿・拝殿がありますが、その向かい側に樹齢約600年の大銀杏(いちょう)の神木が聳え、秋には周囲に黄色の絨毯(じゅうたん)を敷き詰めます。ここもパワースポットです。
秋が銀杏なら春は牡丹(ぼたん)です。本殿から廻廊をそのまま進むと右手に「ぼたん園」があり、見頃は4月下旬から5月上旬で約400株の牡丹が色とりどりの花を咲かせます。
牡丹が終ると紫陽花(あじさい)で、廻廊の先に「あじさい園」あり、約1500株の紫陽花が、6月になると華やかに咲き誇り、参拝客の目を楽しませ心を癒します。この紫陽花の中に、全国でも珍しいハート形の紫陽花があり、それを見つけると恋愛成就と言われますので、それを目当てに來る若者もいます。したがって、ここパワースポットとなっています。
いかがですか? 現地に行かなくても心が癒され、ご利益があるような気がしませんか?

アクセス
吉備津神社
所在地・〒701-1341
岡山県岡山市北区吉備津931
電話・ 086-287-4111
FAX・ 086-287-7644
Mail ・ info@kibitujinja.com
受付時間・8:30~16:00
交通・JR山陽新幹線・岡山駅で下車、JR吉備線(桃太郎線)に乗り換え、吉備津駅下車、徒歩10分。
岡山空港からは空港リムジンバスで岡山駅西口まで。そこからは上記とおなじです、
高速バス・岡山→新宿線(マスカット)で。