京都・車折神社(くるまざきじんじや)

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開運スポット巡りー39

夢を結び、美人祈願

京都・車折神社(くるまざきじんじや)

境内には「芸能神社」があります。

約束の誓を守り、願いごとを叶える神社として知られています。
車折神社は京都嵯峨野にあり、嵐山と太秦(うずまさ)の中間に鎮座しています。
ご祭神は、平安時代後期の儒学者・清原頼業公。
この神社は頼業公の菩提を弔うために建てられた廟(みたまや)が前身で、生前、頼業公が桜の木を多く植樹したので、いまでも毎春には見事な桜が咲き、「桜の宮」としても親しまれています。
鎌倉時代、後嵯峨天皇が牛車で嵐山を訪れたとき、社前で牛車の轅(ながえ)が折れたので、天皇は非礼を詫び、車折大明神の号と正一位を贈られ、これ以降、「車折(くるまざき)神社」と称するようになったそうです。
車折神社は特に約束が守られることにご利益があるといわれ、商売上、恋愛や結婚においても、誓約を守ることで恋愛が成就し、夫婦円満の加護がいただけるとされています。
境内には「芸能神社」という末社があり、玉垣には二千余の芸能人の名前が並び、各々の玉垣を奉納しています。ご祭神は天字受売命(あめのうずみのみこと)という女性の神様で、芸能の祖神として崇敬される所以は、神代の昔、天照大御神が天の岩戸に入り扉を閉ざしてこの世が暗闇になってしまったとき、天守受売命が天の岩戸の前で舞を踊り、引き籠った天照大御神を外に引きずり出したという故事に基づいています。

車折神社の境内には見事な桜の木があり、「桜の宮」と呼ばれる桜の名所でもあります。
車折神社での願い事を成就させる方法は、社務所で祈願石(祈念神石)を授かり、本殿で願い事を強く念じ、家に持ち帰ります。
その後、願いが叶ったならば、家の近くで石を拾い、その石にお礼の言葉を書き、祈願石(祈念神石)とともに返納します。
:ACCESS
京都府京都市右京区嵯峨朝日町23
京福電車「車折神社」駅下車から市バス・京都パスで「車折神社前」下車。