交通安全その他・世界文化遺産内定「沖の島」の「宗像大社」

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開運スポット巡りー17

交通安全その他・世界文化遺産内定「沖の島」の「宗像大社」

小林 永周

先週のニュースによると、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に、福岡県の玄界灘に浮かぶ「神宿る島・宗像・沖ノ島と関連遺産群」を登録されることになりそうです。
しかし、宗像大社としての権威は神社といえば、古事記、日本書記にも記載があるように宗像三女神それぞれの宮があって、陸内の辺津宮、陸から少し離れた大島の中津宮、沖合60キロの海上に受かぶ沖津島、これは三位一体です。したがって、有識者と称する人の中には3宮が揃って登録されないのであれば世界文化遺産登録を辞退すべき、とする意見もあるようです。
しかし、私はそうは思いません。
神代の代から伝わる日本人の魂の故郷ともいえる宗像大社の島が世界に認められたのですから、真まずは歴史的な慶事として祝うべきと信じます。ただし、宗像大社の本宮というべき宗像市内の辺津宮を「世界的な価値が認められない」とバッサリ斬られては文句の一つも言いたくなります。したがって、ここは追加登録が可能とする含みがあって然るべきと考え、文化庁のさらなるプッシュを望みます。
宗像三女神とは、日本と朝鮮半島を結ぶ玄界灘の要所を守る三柱の総称で、古くから海上交通の守護神として崇拝されています。
宗像三女神は、天照大御神(アマテラス)と須佐之男命(スサノオ)との誓約によって誕生した神々で、古事記では、多紀理毘売命(タキリビメ)・田寸津比売命(タキツヒメ)・市寸島比売命(イチキシマヒメ)の三女神を指しています。
ともあれ、沖の島(宗像大社沖津宮)と、岩礁の「小屋島」「御門(みかど)柱」「天狗岩」の4件だけでも「古代祭祀の記録を保存する類いまれな収蔵庫」と、考古学的な物証が認められただけでも上々、まずはめでたし、めでたしです。
ましてや、その縁者が渡し同様、このホームページの一翼(歴史の舘内・歴史こぼればなし担当の宗像善樹講師)を担っているだけに猶更、その普遍的価値を認めたくなります。
一方、本題の「開運&s心霊スポット」からみれば、世界文化遺産には全く関係なく、沖ノ島も、沖の島を拝むための「沖津宮遥拝所」も「中津宮」も「辺津宮」も。さらには祭祀を担った豪族の墓とされる福津市の新原・奴山(ぬやま)古墳群」も、全てが価値ある「開運&心霊スポット」です。
ましてや、陸地に建つ「辺津宮」のには、海上&陸上安全運輸の神、財福の神。技芸の神が宿っていますので、ご利益としては、海上安全、交通安全、豊漁、商売繁盛、学力向上、財福、戦勝、子孫繁栄、音楽技芸、弁舌などに福があるとされています。

宗像大社の柱となる辺津宮は、福岡市と北九州市の中間にある宗像市の釣川の川沿いにあり。海岸から釣川をおよそ3kmほど内陸部へ遡ったところに鎮座する総社です。祭神は市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)を主祭神とし、広大な神苑には本殿を中心に儀式殿、高宮祭場、第二宮・第三宮、 神宝館、祈願殿などが点在し、宗像大神を崇敬される多くの人々が絶えることはありません。
ぜひ、ご縁がありましたら立ち寄ってください。
辺津宮アクセス
宗像大社辺津宮
福岡県宗像市田島2331
電話番号
0940-62-1311(代)
駐車場無料
お車でお越しの方
九州自動車道 若宮インターから約20分 / 古賀インターから約25分
【主要駅から東郷駅まで】
JR鹿児島本線『東郷駅』までは『JR博多駅』から快速約30分、『JR小倉駅』からは快速約40分
【東郷駅から宗像大社までのバス】
JR東郷駅北口下車、 神湊波止場行きバス(宗像大社経由)で『宗像大社前』まで約12分
【天神から宗像大社までのバス】
『天神・日銀前』から『宗像大社前』まで約62分 ※西鉄バスむなかた号
〒811-3505福岡県宗像市田島2331 TEL:0940-62-1311(代)/FAX:0940-62-1315