縁切りで良縁祈願・下野国一社八幡宮門田稲荷神社

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縁切りで良縁祈願

下野国一社八幡宮門田稲荷神社
(しもつけのくにいっしゃはちまんぐうかどたいなりじんじゃ)

小林 永周

この地は、足利市のほぼ中央を流れる渡良瀬川右岸の八幡山丘陵にあたり、近くに七十余基の古墳群が現存する。
今では往時をしのぶ憩いの森となっています。
その一角に、源頼義・義家父子が創建したとされる「下野国一社八幡宮」が鎮座し、境内社に東京の榎木神社、京都の伏見稲荷と並ぶ日本三大縁切り神社として知られる門田稲荷神社があります。
古くより悪縁切りの神様として信仰を集めてきました。
社伝によると、八幡太郎源義家が戦勝の祈願として、この地に京都の石清水八幡宮を分祀、時代は下つて八幡宮境内の稲荷神社に「門田稲荷神社」が合祀されたそうです。
縁切りの由緑は定かではないようですが、「昔から近在の家々で葬式があると穢れを祓う意味から神社前を通るのは避け、また病気や災難、厄除などあらゆる悪縁を断ち切ることに、霊験ありと信仰されるようになったのではないか」と、飯田宮司は語っています。
宝物館には、江戸末期の夫婦不仲や夫婦別れを知る上で貴重な縁切り絵馬が保存ざれています。

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縁切の事情は、昔は主に離縁、賭け事でしたが、近年は「いじめ」にあわないように、など、子供からの切実な願いが絵馬に託されています。
なお、稲荷は「イネナリ」の訳で、赤い鳥居がトレードマークです。
浮気、離婚、病気、いじめ、などの悪縁切りが 多くを占める絵馬が沢山奉納されています。
門田稲荷神社の神様とされている白狐は、シ口吉という名でキャラクター化されています。
ACCESS
栃木県足利市八幡町387
東武伊勢崎線「足利市駅」下車、タクシーで約10分。