縁結びの神様 群馬・冠稲荷神社

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開運スポット巡りー22

ボケの花に縁を結ぶ冠稲荷のご神徳

縁結びの神様
群馬・冠稲荷神社(かんむりいなりじんじや)

のどかな田園風景、緑豊かな安らぎの寓の森に縁結びのご利益で知られる冠稲荷神社があります。
伏見を総本社として、豊川、信田、王子、妻恋、田沼稲荷と合わせ日本七社のひとつに数えられている古社です。
その昔、源義経公が奥州下向の折、冠の中に勧請してきた京都伏見稲荷大社のご分霊を鎮祭。時を経て、新田義貞公が鎌倉幕府討伐の兵を挙げるにあたり神前にて兜の中に神霊の来臨を請い戦勝を祈願されたと伝えられ、この故事にちなみ、冠稲荷大明神と呼ばれるようになったとのことです。
ご祭神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)という神様で、食物、とくに稲の神様ですが、稲荷信仰は密教のもつ神秘的な現世利益的性格を加味して男女の縁だけでなく、出会いや子宝など、あらゆる緑を結ぶとされています。
さらに、仲の良い親子の狐など、ユーモラスな小さい狐のお社が並んでいて、縁結び狐といわれます。


心小ケ
境内には、樹齢400年の天然記念物、木瓜(ボケ)の大樹が冠稲荷のシンボル的存在になっています。
その昔、子どもができず悩んでいた女性が毎朝日参していたところ、老修験者から木瓜の実を採り煎じて服するとよいと教えられ、子宝に恵まれたそうです。
そのお礼にと夫婦が植えたのがこの木瓜と伝わり、縁結び、子宝祈願、子育てに厚く信仰されているのです。
交通
群馬県太田市細谷一番地
東武伊勢崎線「細谷駅」からタクシーにて約5分。