埼玉・大宮氷川神社

 小林永周講師の略歴は上部の「プロフィール」をクリックしてください。

心霊研究の第一人者が推す

開運スポット巡りー47

縁結び、商売繁盛、家庭安泰
埼玉・大宮氷川神社(おおみやひかわじんじゃ)。

埼玉県さいたま市の隠れパワースポットと言われる武蔵一宮「氷川神社」を紹介します。
この神社は、荒川流域にある約200の氷川神社の総本社です。
毎年初詣では全国のベスト10に入る参拝客を数える有名神社ですが、ここでは絶対に外せない氷川神社の参拝スポットを紹介します。
氷川神社のある旧大宮市(現・さいたま市)高鼻町は、“大いなる宮居”と呼ばれた氷川神社から由来した地名「大宮」の中でも、鼻のように高く突き出た場所にあったことから名づけられました。そんな地に氷川神社が創建されたのが凡そ2400年前で、第5代孝昭天皇の時代の創建と伝承されています。
日本の神社仏閣は昔から「歴史の長さの分だけご利益がある」といわれますが、それ以上にご利益があるのがこの大宮氷川神社です。

ご祭神は「須佐之男命(すさのおのみこと)」「稲田姫命(いなたひめのみこと)」「大己貴命(おおあなむちのかみ)」。第12代景行天皇の代に武蔵国造一族となったと云われる出雲系の氏族がこの地に移住し、須佐之男命をはじめとした三神が出雲の家族神として祀られました。社名は、神社付近を流れる荒川の語源“荒ぶる川”と、出雲平野を流れる「斐伊川(ひいかわ)」に見立てて「氷川」と名づけられたといわれます。
平安時代の延喜式神明帳では高い社格が与えられていて、鎌倉時代から江戸時代末期まで時の権力者から尊崇され庇護されてきました。
明治に入って東京遷都と同時に武蔵国の“鎮守・勅祭社”と定められて、明治天皇自らも大宮氷川神社に行幸されました。
さらに、関東の神社の中で明治時代最初のご親祭が催行されました。
このような経緯で大宮氷川神社は全国の神社の中でも破格の歴史と社格を誇り、多くのご利益を授与されているのです。
さらに、大宮氷川神社で特筆すべきは、もう一つの重要な摂社「宗像神社」です。江戸時代に埋めたてられた「見沼」の名残りといわれる神池の池の畔に立つお堂に祀られているのが、須佐之男命の娘、多起理比売命、市寸島比売命、田寸津比売命の宗像三女神です。
旧浦和市(現・さいたま市)では龍神伝説が伝承され、この池の畔の氷川女体神社を龍神を鎮める祭事として伝えています。
所在地
住所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
電話番号:048-641-0137
電車:「JR大宮駅東口、東武アーバンパークライン(東武野田線)北大宮駅」から徒歩約15分
自動車:「さいたま新都心西I・C」から約15分。「岩槻I・C」から約20分