裁判所での「調停」とは?ー4

  

    家庭問題相談ルーム

宗像信子 (むなかたのぶこ)
元家庭裁判所家事調停委員、公益社団法人家庭問題情報センター会員、開運道芸術部門講師。咸臨丸子孫の会幹事(軍艦奉行木村摂津守玄孫)。幕末史研究会、長崎楽会などに所属。
趣味は古典、歌舞伎、 音楽など。

               日本の家庭裁判所
家庭裁判所 に対する画像結果日本全国の県庁所在地に設置されています。家事事件、民事事件、少年事件などに携わっています。 私は家事事件の調停委員を長いことしていました。家事事件の一番主なケースは夫婦関係調整です。面会交流、婚姻費用の分担、養育費の請求、親権の変更、監護者の変更、子の引き渡し等々いろんな事件が申し立てられています。日本は調停前置主義ですので離婚とかもいきなり裁判はできません。まず調停で話し合いなさいということです。

—————————————————————————————————–

 

宗像 信子
(開運道芸術部顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

 裁判所での「調停」とは?ー4

 

 調停はまず申立人からお話を聞きます。
離婚の申し立てなら、何が原因で離婚したいと思ったのか?
また現在はすでに別居しているのか?等々、今の気持ちになるまでの過程を話してもらいます。
この最初の話し合いは30分を予定しています。
次に相手方になる方からお話しを聞きます。
申立人がこういうことを言っていましたよとお話します。
そうすると申立人の話したことと、相手方の話したことは180度違うと思うほど違っています。
お互いに愛し合って暮らしていた時は同じ気持ちでいたのでしょうが、反目しあうとここまで同じことで全く別の気持ちになるのかと、唖然とすることもしばしばでした。
それぞれ30分くらいずつで2回交替して話を聞き、一回目(2時間)の調停は終了します。場合によっては3回交替することもあります。
そしてそれぞれに次回までに提出してもらうものなどを説明して、次回期日を決めます。 
それから調停委員は今日の二人の話を整理して記録簿に記入して、後で裁判官が読み、この方向でいいということであれば何もなしですが、こういった方向もあるなどの指示も記入してくださったりします。
次回の調停の時に調停委員はその指示を読んで二回目の調停に臨みます。
この話は抽象的すぎるので、次回は具体例をあげてお話します。                      

  <つづく>

ーーーーーー..
 宗像信子相談室のご案内です。
ご興味のある方はぜひお越しくださいませ。

 元家事調停委員、面会支援員、開運道顧問 
 宗像信子の
「家庭問題よろず相談室(秘密厳守・女性専科)」
 この度、長年の経験を生かして「家庭問題専門の「相談室」を開きました。
 私は長年、家庭裁判所の家事調停委員を務めてまいりました。
 あらゆる家庭内、親族間での悩みお困りごとの相談に応じます。
 もちろん秘密厳守、相談場所は「開運道の築地サロン」です。
  下記の要領でご予約をお受けいたします。

     ーーーーー

 相談日・金、土、日、祭日、第1,3木曜可。
 時間・10時~20時内で相談に応じます。
女性限定・1時間7千円(税別)・完全予約制
問い合わせ&予約
 nobucom0103@gmail.com

相談室
開運道サロン:東京都中央区築地2-14-6 キャメル築地1304号
地下鉄日比谷線築地駅2番出口1分
築地本願寺正門の真正面の喫茶店「築地テラス」のあるビル・キャメル築地
喫茶店右横正面玄関で、1304-呼び出し、とプッシュ。
ドアーが開いたらエレベーターで13階奥の本願寺側・「開運道サロン」へ。
お待ちいたしております。

 ーーーーーー