月別アーカイブ: 2018年7月

白河・戊辰戦争合同慰霊祭に参加して-2


このコーナーは宗像信子講師(左)と安司弘子講師(右)の担当です。

白河・戊辰戦争合同慰霊祭に参加して。
その2
宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

去る7月14日(土)と15日(日)の2日間にわたって行われた白河戊辰150周年記念事業の第2弾です。
二日目は午前中は白河市内の史跡巡りのバスツアーでした。
私のバスはまず長寿院にいきました。


このお寺は戊辰戦争白河口の戦いで亡くなった新政府軍の墓地があり、脈々と法要をして頂いてそうです。
私たちがお参りしていた所に副住職いらっしゃいました。彼は前日の式典で素敵な声で読経した僧侶でした。
次に稲荷山に行き慰霊碑を見学しました。次に小峰城に行き、私は集古苑を見学しました。

白河藩主や棚倉藩主だった阿部家からの寄贈の品々が展示しれていました。
前回見学した時は、阿部家のご子孫の方とご一緒だったのでこれは庭にあった灯篭だとか、瓦だとかの説明を聞きながらでしたが、今回はただ復習してきました。
これでバスツアーは終了し、「蘇る仁のこころ~特別講演」を聞くために白河文化交流館コミネス・大ホールに行きました。
つづく

 


白河・戊辰戦争合同慰霊祭に参加して。

このコーナーは宗像信子講師(左)と安司弘子講師(右)の担当です。

白河・戊辰戦争合同慰霊祭に参加して。
宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

このコーナを私と共に担当する安司弘子講師がお住いになる福島県白河市で、白河戊辰150周年記念事業「戊辰戦争合同慰霊祭」が、去る7月14日(土)と15日(日)の2日間にわたって行われました。
もちろん安司さんもスタッフとして大活躍でした。
私は幕末史研究会の友人2人と参加しました。会場には幕末史研究会の他の会員や、咸臨丸子孫の会では勝海舟の玄孫の高山みな子さん、長崎会津会の方々など知っている顔が多数見られました。
白河文化交流館コミネス・大ホールで7月14日午後1時半から「蘇る仁のこころ 合同慰霊祭」が開催されました。
白河市・鈴木和夫市長のあいさつから始まり、内堀雅雄福島県知事、河村建夫衆議院予算委員長、玄葉光一郎衆議院議員、藤道健二萩市長、三保恵一二本松市長のあいさつがありました。
来賓紹介では、棚倉藩当主、福島藩当主、高田藩当主、仙台藩当主、二本松藩当主、泉藩当主、土佐藩当主、鹿児島市長、宮崎市長と国会議員などと、高知市、山口市、萩市、大垣市、上越市、富津市、桑名市。行田市、仙台市、館林市、那須町、大田原市、などなど戊辰戦争の慰霊碑に祀られている英霊に関係している市町村から多数の関係者が来賓として参列されました。
次に棚倉藩阿部家22代当主正晴氏が祭文を読まれました。
幕末の戊辰戦争では、会津、仙台藩などからなる奥羽越列藩同盟軍と、長州・薩摩藩などの新政府軍がここ白河の地で激突し、その「白河口の戦い」は約100日間も続き、両軍で千人を超す戦死者を出しています。その霊を弔おうと白河市からの提案で、この合同慰霊祭は開かれました。
その白河の戦いで亡くなった両軍の戦死者を、白河の人々は分け隔てなく丁重に弔って今日に至っています。それに対する感謝の言葉も萩市長、鹿児島市長などから語られています。

慰霊の大祓が福島県神社庁西白河支部の神官により執り行われました。この式典は、神道の私でも普段では見られない厳かな儀式でした。
さらに、白河仏教会の僧侶の方々による読経が始まり、来賓の方々が献花をされました。
僧侶に10数人による読経は素敵な合唱をきくような、素晴らしいものでした。

私たちが白河に行くたびにお世話になる山の寺(黄檗宗)の住職も参加されていました。
そのあとは篠笛、ピアノの演奏と女優紺野美沙子さんの詩の朗読で終了しました。
3年前に慰霊碑を白河市が建てたときに、寄付をしたものですから今回は招待されて参列しましたが、いかに白河市がこの合同慰霊祭に力を(予算も含めて)入れていたのかがよくわかりました。
それだけに立派な式典でした。
安司さん、お疲れ様でした。


積丹、海の幸・同窓会ー3


このコーナーは宗像信子講師(左)と安司弘子講師(右)の担当です。

積丹、海の幸・同窓会ー3

宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

クラス会旅行の第3弾最終報告です。
クラス会の最後の締めくくりは「ニッカウヰスキー余市蒸留所」でした。
何年か前に「マッサン」という朝ドラがありましたが(現在BSプレミアムで再放送中)、その舞台となったところです。
美国と小樽の中間点で、それはそれは広い敷地に点々と建物があり、ほとんどが1934年の創業時からだと思うような洋風の北海道の気候に合わせた趣ある建物でした。
「マッサン」で見ていた通りの工場でドラマを思い出してしまいました。
現在の再放送ではこれからがこの余市に工場を建てて、ウヰスキーを蒸留する戦いが始まるのですが。(現在テレビで復習しています。)
工場内見学の後は楽しみにしていた試飲です。
お金を払えばもっと高級なウヰスキーをいろいろ試飲できるコーナーもあるのですが、
何しろクラス会の途中でしたので、、無料の試飲コーナーに行きました。
それでも2種類のウヰスキーとアップルワインを試飲できました。
美味しい水と炭酸水もいただいて、ウヰスキーは生(き)で飲むほど強くないので水割りにしました。
なかなか私の舌では二つのウヰスキーのどちらがおいしいかはわかりませんでした。
アップルワインは炭酸水で割って飲んだらこれは美味しかったです。

家で留守番してくれた夫に余市蒸留所限定販売のウヰスキーをお土産に買いました。
本当はアップルワインも買いたかったのですが(これはもちろん自分用ですが)、ビン2本は重いので諦めました。
とりあえずクラス会旅行に気持ちよく行かせてくれた夫に感謝のウヰスキーでした。
ということでクラス会旅行は無事に終了、後は女子会で朝里川温泉に一泊して帰京しました。
私のクラス会旅行にお付き合い頂きまして、ありがとうございました。


積丹、海の幸・同窓会ー2

ここは宗像信子講師(左)と安司弘子講師(右)の担当です。

 

積丹での海の幸・同窓会-2

宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)


前回に書いた八剣山ワインというのは、札幌の郊外でドイツ式に有機ブドウで栽培して作ったブドウでできたワインです。幹事の一人がこのワイナリーを支援していて、2016年10月にこの(株)八剣山さっぽろ地ワイン研究所(八剣山ワイナリー)でクラス会をしたことがあります。
札幌から車で約30分南に行った所にブドウ園がありパーティルームがあります。
そこで10月でしたから、ここのヌーボーワインとドイツワインでクラス会をしました。
まだ会社を立ち上げて何年もたっていないみたいで、ワインもまだ若かったですが、
そのワイナリーで、そこの地ワインを楽しむのもワインの味とは別な要素にあふれて一興でした。
またそのワインが今度は少しおいしくなって登場しました。
皆でその時の思い出にも花を咲かせました。

さて翌日の朝食は、前の晩に各自申告したウニ丼かウニとイクラ半々丼と普通の旅館の朝ご飯プラスいか刺でした。
そのウニ丼たるやごはんよりウニの方が多いくらいのウニに埋め尽くされていました。
もう一生分のウニを食べたと実感したくらいです。
さすがにミシュラン一つ星のホテルでした。
ぜひ皆様も積丹でウニを召し上がりたくなったら、このホテルはお勧めです。
昨日の予報通り雨でしたので、まず近くにある鰊御殿を見学することにしました。
正式名称「鰊伝習館ヤマシメ(山〆)番屋」といい明治末期頃に建造された建物とお蔵があり、鰊漁が最盛期だったころを彷彿とさせるような建物でした。

私たちが到着したところ前のお蔵でお茶会をしていて、私たちにもぜひ参加してくださいと誘われ、おいしい和菓子とお抹茶を頂きました。
ここに何故立ち寄ったかというと、この開運道の講師である小美濃さんの主催している幕末史研究会に私は所属しているのですが、その会員の中に札幌在住の福井さんという方がいらっしゃって、前日の午前中、久しぶりにお会いしました。
そこで私が美国にこれから行くと話したら、彼の実家が昔その美国で鰊(にしん)漁をしていて、その建物が現在NPO法人によって管理運営されているので、ぜひ時間があったら見学してほしいと言われたためです。

伝習館の中には昔の鰊漁に使った道具や衣類なども展示してあり、なかなか興味深かったです。
次に雨も止んできたので自動車2台に分乗して積丹岬に向いました。
ちょっと小雨にはなりましたが、なんとか「島武意(しまむい)海岸」という「日本の渚百選」の海岸を見下ろす岬に行きました。昔は鰊を運ぶために造られたトンネルを抜けるといきなり断崖絶壁の海岸と積丹ブルーの海が目の前に広がり、その美しさに思わず声がでてしまいました。
これが晴れていたらどんなにか積丹ブルーが美しかったのではないかと想像するだけでちょっと残念でしたが、十分この景色を楽しみました。
この後は余市に行きましたが、その報告は第3弾でいたします。


積丹での海の幸・同窓会-1


このコーナーは宗像信子講師(左)と安司弘子講師(右)の担当です。

 

積丹での海の幸・同窓会-1

宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

私のでた札幌の高校のクラス会は1年毎に北海道と本州と交互に旅行します。今年は北海道でのクラス会旅行です。
昨年の秋のクラス会旅行の時、毎回次回はどこでいつにするか相談します。私がぜひ積丹(しゃこたん)に行ってウニを食べたいと提案したら、皆んなが賛成してくれたので、実行の運びとなりました。
6月30日の1時半に小樽駅に奈良、神奈川、千葉、埼玉、札幌から総勢9名集まりました。
路線バスに乗り美国(びくに)という町に行き、美国観光ホテルに泊まります。天気予報によると次の日は雨なので、次の日に乗船予定していた遊覧船に乗りこみ、シャコタンブルーを求めていざ出発!

やはりお天気がすごく良かったわけではないので、なかなかシャコタンブルーには出会えませんでしたが、一枚だけいい写真が撮れました。
また水中海底がみえる船だったから、途中で海底にウニがたくさんあるのが見えたので、夕食への期待で胸が膨らみました。
このホテルはミシュラン一つ星で、なかなか予約が取れないホテルたそうで、幹事が必死で半年前に確保してくれました。
そして期待通りのコース料理、新鮮なお刺身にふんだんなウニという贅沢三昧の夕食でした。
二次会はお部屋で、札幌の八剣山ワインで盛り上がりました。
翌日のことはまた来週ご報告致します。
(注)写真は「美国のビアノ岬にある青い洞窟」です。