月別アーカイブ: 2019年6月

カップヌードルミュージアム見学記

このコーナーは宗像信子講師(左)と安司弘子講師(右)の担当です。

カップヌードルミュージアム見学記

宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

横浜にあるカップヌードルミュージアムを見学体験してきました。
みなとみらい駅から徒歩7~8分、海に面して大きなビルでした。
前回の朝ドラ「まんぷく」のモデルになった安藤百福さんご夫妻が今回展示されていました。私も半年にわたって面白く見たものです。
食べ物のミュージアムのせいでしょうが、館全体がとても清潔で機能的でした。
ちょうどお昼頃に着いたので、まずカップヌードル製作の時間帯の申し込みをして、4階のレストランに行きました。
ここではチキンラーメンの屋台、タイ、韓国、ベトナム、イタリアなどの麺料理がそれぞれコーナーになっていて、一食300円で食べられました。
チキンラーメンだけは150円のハーフサイズで、トッピングを2種類選んで食べられました。
チャーシュー、ワカメ、コーン、ネギ、チーズ、タマゴなどが選べます。
150円の小どんぶりなので、それこそトッピングを変えて何杯でもお変わりができるようになっていました。
次にカップヌードルの製作です。
まず空のまさに日清カップヌードルのカップだけを300円で購入します。それに蓋をしてもらいカラーマジックペンで思い思いにイラストや字を書き込みます。
私は絵心が無いので、「NOBUKO made in YOKOHAMA」と日付を書き込みました。
次に中央にあるガラス張りのコーナーに並び、担当のお姉さんにカップをわたすと、まず
麺が入り、次に自分の好きなトッピングを4種類選び、次にビニールでカバーをしてもらい熱処理をすると市販されているカップヌードルになりました。
まさに私のオリジナルのカップヌードルです。それを今度はビニール袋に入れて空気で膨らませて中身が持ち歩くことでこわれないようにしました。
とても面白い体験でしたが、このカップヌードルをいつ食べるかが今後の問題です。
後は安藤ご夫妻の企画展示をゆっくりみて、朝ドラ「まんぷく」の復習をしました。
最初はなんだか子供だましのような気がしていましたが、結構しっかり大人も楽しめました。
半日は十分に楽しめますので、皆さまも横浜にいらした時は足をのばしてみてはいかがでしょうか。


浦和の調神社

和の調神社

宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

私は35年間浦和に住んでいます。浦和は中山道の蕨の次の宿場町として栄えておりました。
藩には属していない天領です。
現在は首都圏のベットタウンとして有名ですが、静かな住宅地です。この頃新宿湘南ラインと上野東京ラインなどが充実してきて、土地の価格が上昇しているそうです。
 そんな浦和には駅から徒歩15分で行けるパワースポット、調神社があります
正式には調神社(つきじんじゃ)ですが、地元の住民は「つきのみや様」と呼んでいます。
入口では狛犬ならぬ、かわいい狛兎がお出迎えしてくれますが、鳥居が無いのです。
なぜかというと伊勢神宮に奉納する貢物を運び出すのに邪魔になるからだと云われています。
平安時代からの神社なのです。
この神社の中にはいたるところに兎がいます。
神社ですので、中には手水がありますが、調神社では手水も勿論、兎です!
他にも社殿の彫刻や、灯籠、池の中など、色々なところにうさぎを発見することが出来できます。
御祭神は、天照大御神(あまてらすおおみかみ) 豊宇気毘賣神(とようけひめのかみ) 素盞嗚尊(すさのおのみこと)の三柱。
「調」は「貢(みつぎ)」に同じで、調物=貢物を納めるための倉が建てられた事に由来しています。
調(ツキ)という名前から、調神社は勝負事のパワースポットとしても有名で、浦和レッズは毎年、新年の必勝祈願をしているそうです。
最近なんだかツイてないなぁ….なんて感じたら、兎だらけのパワースポット、調神社に御参りしてみては?ということで今朝お参りに行って参りました。
また神社の脇にはひょうたん池という池がありますが、ここは石井桃子の「ノンちゃん 雲にのる」の舞台になったところです。

緑の大木がたくさんありますが、春になると桜が満開になり、地元住民がお花見をして賑わいます。土曜日の夜など夜桜見物に行くと、あちこちで知った顔が宴会をしていて呼ばれてビールを一杯(?)ご馳走になったりします。
「調神社」には御朱印帳はありませんので、御朱印帳を持参するのを忘れないようにしましょう。その際、「神社」の御朱印帳でないと授与していただけないのでこちらもご注意ください。


暑いぞ!、熊谷

このコーナーは宗像信子講師(左)と安司弘子講師(右)の担当です。

暑いぞ! 熊谷

宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

私は仕事で月に10日くらい熊谷に行きます。
何年か前に日本一の暑さを記録した時から、熊谷のキャッチフレーズは「暑いぞ!熊谷」です。
夏はもちろん暑く、しかも冬は上州というか赤城山のからっ風が吹き下ろしてきて特別寒いという土地柄です。
市役所の隣に熊谷中央公園という大きな公園があります。
日曜日の午前中でしたが、すでに暑いのであまり来園者はいませんでしたが、緑の多いきれいな公園です。

熊谷をちょっとご紹介します。この地の歴史的有名人といえば、まず熊谷直実だと思います。
平安時代末期から鎌倉時代初めにかけて活躍した熊谷郷の武士。源平の合戦での活躍が有名で、源頼朝をして「日本一の剛の者」と称えられました。しかし、一の谷の戦い(1184年)で、自分の息子と同年代の平敦盛を討ち取ってからは戦場に姿を見せなくなり、出家して名を「法力房蓮生(ほうりきぼうれんせい)」と改め、法然上人(ほうねんしょうにん)の門に入り、修行に励みました。その数奇な一生は、『平家物語』や歌舞伎(かぶき)・浄瑠璃(じょうるり)など文学や演劇の世界でも語られています。晩年、熊谷に戻った蓮生が念仏を唱えるために建てた草庵が、現在の熊谷寺(ゆうこくじ)の始まりと言われています。
と言われている人物です。
あともう一人荻野吟子です。
明治初期、女性は医師への道が閉ざされていましたが、数々の困難を克服して明治18年医術開業試験に合格。日本公許登録女性医師第1号となり、35歳にして東京・本郷湯島で開業しました。その後は北海道瀬棚町にわたり、晩年は帰京して東京本所で婦人・小児科医を開業しました。その生涯は渡辺淳一の小説「花埋み(はなうずみ)」などで広く世に紹介されています。平成18年5月には、生誕の地に荻野吟子記念館がオープン。
と紹介されています。
また今年はラグビーのワールドカップ大会の3試合が開催されます。
そのため市内あちらこちらで道路が掘り起こされて、きれいな道に変身しています。それにしても熊谷の夏は暑い! 冷えたビールが命の泉です。