ポルトガルから北スペインへー1

 このコーナーは宗像信子講師(左)と安司弘子講師(右)の担当です。

ポルトガルから北スペインへ-1

+    宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

 急に思い立って長女と二人で旅に出ました。
夫と次女は長期旅行が苦手なのでお留守番をお願いして・・・といつものパターンです。
旅行の準備はいつも前日、時間ぎりぎりに出発ロビーへ!
ロビーの窓から眺めると、自分たちの荷物が機内に運ばれるのが見え、やっと余裕が出てワインでもという気分になりました。
成田を出発してヒースロー空港での3時間半の乗り継ぎ時間を含めて16時間余というフライトでようやくポルトガルの首都。人口約50万人のリスボンの空港着・・・機内での適度?な飲酒が効いて足元は少々ふらつきますが体調は絶好調です。

予約したホテルに荷物を置いて長旅の疲れを熱いシャワで流して直ちに行動開始、まず、ホテル前で同行二人でパチリ。多分、この写真を見た人は、「もしかして姉妹?」と思われるかもしれませんが、そう思っても口に出してほしくないのです。私は気分がよくても娘が極端に不快な顔をするからです。
さて、路面の行きかう石畳の情緒ある街並みのリスボンを離れて、自然そのままの美しい景観を眺めながら私たちがバスで向かったのはリスボンから120キロ離れた小都市・バターリャです。バターリャとはポルトガル語で「戦い」の意味ですが、ここに建つ世界遺産にも登録されたバターリャ修道院は、史上有名なアルジュバロータの戦いでポルトガルの独立を守った勝利を記念し神に感謝して作られた、別名を『勝利のサンタ-マリア修道院』といいますが、現在は平和のシンボルとなっています。
延べ15人の建築家によって14世紀から150年かけて建てられたゴシック建築の傑作とされるバターリャ修道院は、息を呑むような装飾と建築技術をみせて、まさしく芸術的建造物です。しかも、これでもまだ未完なのだそうです。

と、ここまではほぼリアルタイムで開運村本部に国際メールですが、続きは次週、1日(金)帰国ですから間に合います。