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我が心の友、日本一の大鮎釣り師・野嶋玉造名人


  日本一の大鮎釣り師・野嶋玉造名人

      花見 雅樹

 令和5年4月16日(日)、大鮎を釣るために特注で用意したロングレンジ鮎竿を未使用のまま親しい友人・野嶋玉造名人の経営する野嶋フイッシングスクールに寄贈して、半世紀を超えた下手な鮎釣り人生に別れを告げました。
これで、私が長い間持ち続けてきた三大生き甲斐の一角が崩れ落ちました。
なんだか胸の奥にぽっかり穴が開いたような淋しい気持ちですが仕方ありません。
目も悪く足腰も弱っているのですから、いずれはこの日が来るのは見えてそれでも、壇上で野嶋名人との間で「鮎竿贈呈式」が行われたことで諦めもつきました。今年の夏には。「花見賞」が鮎釣り大会の目玉賞品になるものと思われます。
これで、半世紀に及ぶ私の「下手な大アユ釣り」は終焉を迎えました。

 この日は、大鮎釣りでは誰もが日本一とみとめる野嶋玉造名人の全国各河川での釣り三昧名場面を記録した写真集「鮎化身(廣田写真事務所刊)」の出版パーティで出席者も2百人を超すほどの大盛況で、私が乾杯の音頭と祝辞を述べ、メインゲストであるのが気恥ずかしいほどでした。
鮎釣り界で誰もが認める野嶋名人が達成した若い時の大会記録には、富山県の九頭竜川での鮎釣り大会での2時間88曳尾という信じられないような快記録が残っています(普通は良くても30尾)。
さらに、いま認められている大鮎の日本記録は、33・5センチ・500グラムというサバ並の化け物のような大鮎で、これも釣り人は野嶋玉造名人、現認者・花見正樹とあるのがご愛嬌です。

では、写真家・廣田利之氏による野嶋玉造写真集「鮎化身」(発行・廣田写真事務所・2万円)より、熊本県球磨川での荒瀬釣りでの一齣を抜粋させて頂き、野嶋玉造名人以外には絶対に不可能な豪快で緻密な大鮎釣りの神髄をご覧頂きます。

  1, 激流で鮎を掛けたところです。

2,かなりの大物らしく、深みに引き込まれましたが竿の角度は保ちます。

3、足場のいい位置まで下がって、しっかりと獲物を寄せます。

4,力勝負に勝てた瞬間、一気に抜きます。

5,見事に大物を仕留めました。 撮影は全て写真家・廣田利之氏です。

 さすが激流の王者・野嶋玉造名人、私(花見)には真似も出来ずに終わりましたが、私の心の友として、いつも親しくお付き合い頂き有り難うございました。心から感謝し、野嶋玉造名人のさらなる活躍とご健勝を祈念して、私は拙い鮎釣り人生の幕をとじます。

 と同時に、今までお世話になった釣り仲間の皆様に心から感謝します。有難うございました。

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