月別アーカイブ: 2018年6月

サッカー老人


サッカー老人

花見 正樹

いま、後期高齢の男たちは少年時代にはまだサッカーを知らず、遊びといえば草野球でした。
ましてや、長嶋世代の私などは典型的な野球型でサッカーなど視野にも入れなかったものです。
ところが、息子や孫はサッカー世代で野球には興味すら示しません。
したがって、大谷のケガを心配する私の気持など全く理解しようともしません。
と、こんな状況で迎えた今夜のセネガル戦、これはもう見ずにはいられません。
サッカーは嫌いか? と問われれば、嫌いではないのです。
ただ、性格的に、アッチコッチ後ろの方でパスを回し合って時間を無為に過す日本式作戦が嫌なのです。
最近のサッカーは直線的で、ボールを確保すると怒涛のごとく相手ゴールに襲い掛かって一気に勝負を掛けます。
もちろん、そこで鉄壁の守りに阻まれて攻めきれなければ、敗北も止むをえません。
奪われたボールで、ガラ空きの自陣を一気に狙われますから危険も紙一重です。
だから一瞬にして攻守が逆転するスリルがあって面白いのです。
今回の大会に臨む日本選手は、悲壮な表情の西野監督を力づけるようなハングリーな目つきをしています。
強豪セネガル戦を制するのは力技ではなく、チ^ムワークとスピードだけで小技は通用しないと私はみています。
西野作戦はは「あくまで勝ち点3」、こんのは当り前です。
リスク覚悟でゴールに攻め込み、蹴りまくって勝ち点をもぎ取るのです。
ところが、身体能力に勝るセネガル陣ですから、ボールを奪われたら最期、数人で日本ゴールめがけて駆け込むはずです。
ラストシュートを誰がどの位置から打ち込んで來るか、川島がそれ見抜いて体当りで強烈なシュートを抱え込めるか?
必死の思いで防いでも、ボールがこぼれれば二弾三弾で蹴り込まれます。
ここは何としても勝ち点3をゲットして決勝トーナメントへ進出、これが西野ジャパンの使命です。
今回は先発するとみられる香川、本田、の強いライバル意識が、共にいい面だけ出れば、2点、相手に1点とられても2対1で勝てます。ただ、それを補佐する役割に柴崎、原口らが徹しきれるのか? 香川、本田が先発堕ちしたら・・・思いは乱れます。
しかし、こうしてはいられません。かつての草野球少年が、サッカー老人にへん変身して、いざ寝不足覚悟でお茶の間へ! です。

スロースリップ


スロースリップ

花見 正樹

日本には昔から、恐怖の対象に「地震、雷、火事、オヤジ」、という言葉がありました。
この中で、オヤジは死語として除外するとして、そこに何を入れたらいいのか?
あなたもご一緒に考えてみてください。
「地震、雷、火事、オヤジ」のオヤジの場所に、津波、病い、お金、字余りでは、高齢者、北朝鮮、女房なども使えそうです。
男は、女房と入れても、女性は間違っても「亭主」とは入れないと思います。もしかしたら、男女共通で「子供」は?
ともあれ、一位の地震は、神戸・淡路地震、東北大地震などの実績で、今でも不動の首位をキープしているようです。
17日(日)の午後3時半ごろ、また地震がありました。
私は自宅の二階の仕事場でパソコンに向かってHPの入力中でしたが、一瞬「来るか!」と身構えたものです。
埼玉県北部の我が家では震度3ですから驚くほどではありませんが、震源地の群馬県南部では、マグニチュード4,7で、群馬県では4年ぶりですが、群馬県南部を震源とするな地震では、1923年の統計開始以降では最大クラスの地震と発表されていて何だか日本列島の地下にのあちこちに地震の虫がうごめいているようで不気味です。
日本の南では、鹿児島県の桜島が噴火していて、噴煙は火口から地上4,700っまで上がっているそうですから、洗濯物など外には干せません。私の本業である花見化学の販売した染料で染めた真っ赤なアルミパネルが建物に使われた鹿児島中央駅が、長年の噴煙に晒され、付着した砂状岩粒が雨に流されヤスリ状態でアルミ表面を削るため、鮮明な赤がまばらな赤茶に脱色したため、現在は黒に代えましたが火山の噴煙は、私ごとき零細企業さえ影響することがあるのです。
今日の群馬県地震で関東地方は広範囲で揺れたはずですが、こうも連日だと体が慣れてしまって危機感も失せてきます。
16日(土)には千葉県南部を震源とする地震が小刻みに相次ぎ、お昼前に遭った地震はけっこう揺れを感じましたから、それと今回の群馬の地震との関連がきになるところです。テレビのニュースでは、「スロースリップ」などという耳慣れない言葉が聞えましたが、私には、この言葉が胸にグサっと刺さりました。
なんで?
それは、自分ではいつまでも若いつもりでも、ゆっくりゆっくりスローペースで老いてゆくのを知っているからです。
前回は、90歳の女性が赤信号を無視して交差点に突っ込んで死亡事故を起こしたことを憂いました。
今度は、愛知県で90歳の女性が、84歳の女性が運転する車に跳ねられて死亡するという痛ましい事故がありました。
これは辛い話題ですが、もっと辛い話題もあります。
先日怪死した紀州のドン・ファンこと和歌山県田辺市の自称資産家・野崎幸助さん(77)が週刊誌やテレビのワイドショーを賑やかにしています。これがまた実際には、、脳梗塞を患っていて、食事もまmならず、いゆもヨダレをたらしていて、食べ物もよくかめず、おむつに垂れ流しだとか。しかも、資産50億円は大ウソらしいのです。葬儀に集まった人は、親族を含めて40人ほど、大金を貢がせたとされるデヴィ夫人も参列した様子はなさそうです。
これもガッカリどころか締まりのない話で、こちらまで憂鬱になってしまいます。
ここは起死回生の明るい話題を・・・と、考えるとやはり自分に戻ってきます。
私はいま、絶好調! スロースリップしながら毎日を楽しんでいます。

台風接近中の出来事


台風接近中の出来事

花見 正樹

大型で強い台風5号が関東地方にも接近中とのことです。
埼玉県北部は、10日(日)午後からすでに雨、11日(月)の昼頃には伊豆諸島などに接近、梅雨前線の影響で関東地方も激しい雨が降り注ぎそうで、どうやら大雨に見舞われる気配濃厚となっています。
それにしても悲惨な事件が続くものです。
90歳女性が赤信号を無視して交差点に突入し、歩行者を殺傷した事件に続いて今度は新幹線です。
9日夜、走行中の新幹線「のぞみ265号」の車内で、突然、乗客の一人が刃物を持って立ち上がり、隣に座った女性に切りかかって傷を負わせ、そのまま通路を挟んだ向こう側の女性にも襲い掛かって刃物を振るった滅多のです。それを見て、とっさに止めに入った乗客の男性が滅多切りにされて死亡するという悲惨な無差別死傷事件が発生しました。
通報で駆け付けた警察官は、乗客の悲鳴や逃げ惑う乗客を掻き分けて刃物を持った男に飛びつき、男を殺人傷害容疑で現行犯逮捕しましましたが、すでに死者1名、負傷者2名の惨劇になっていました。
列車内には真っ赤な血が飛び散って凄惨な状態です。これは、たまたまその列車に乗り合わせたNHK社員の撮った携帯写真がテレビに映し出されたから知ったことです。
殺されたのは兵庫県尼崎市の会社員の男性(38)で、犯人は中学生の頃から施設で生活していたという22歳の男です。
亡くなった被害者の遺族はテレビ局の取材に対して、「悲しみは言葉では言い尽くせない」と述べ、改めて10日(日)に弁護士を通じて報道各社に「突然、家族を奪われたこの悲しみは、言葉では言い尽くせません。今は、そっとしておいてもらいたいです」とコメントを発表しています。
また別件では、駐車場での犯行が防犯カメラに撮られていた事件です。
の映像が犯行で自分の車に乗ろうとした看護師の女性が、二人連れの男に別の車に押し込まれて連れ去られ、それが死体となって発見されています。
全く、ひどい話です。

嬉しい話もあります。
卓球日本の復活がどうやら本物らしいのです。
北九州市での「荻村杯ジャパン・オープン」最終日の10日(日)、14歳の張本智和選手が男子シングルスで優勝したのです。この快進撃には驚きました。なにしろ連日の大物選手撃破での優勝ですから見事なものです。野球の古老・張本氏ならすかさず「アッパレ!」と褒めるところです。
ところが、それだけでは止まらないのが卓球ジャパンです。
なんと、同じジャパン・オープンの女子シングルス準決勝戦で17歳の伊藤美誠(みま)が中国の強豪選手と激戦を繰り広げ、0―3の劣勢から奇跡的な大逆転勝ちしたのです。これで平成13年の福原愛以来、5年ぶりの優勝にあと1戦、結果はともかく嬉しい出来事です。なんだか、こちらまで明日からの一週間が楽しみになります。
と、相変わらずの自分の単純さに少々呆れています。

20歳若返る会で20歳若返りますか?


 

 

20歳若返る会
20歳若返るかい?

花見 正樹

 

最近、愛知県方面では「きんさんぎんさん」の後継者として「ぎんさん」の長女が大人気だそうです。
いまや長寿アイドルが世の中で騒がれる時代ですが、世も末・・・との声も聞こえて来るのも当然のことです。
私も最近、折に触れて平和な長寿社生に生きている自分の幸運に感謝する機会が増えているような気がします。「気がする」ということは。あくまでも私の主観であって実態があるわけではなく、何となくだからです。
もしも私が10年早く生まれていたら、次男の私は徴兵で参戦し、南の島で玉砕か、満州の荒野でソ連軍戦車砲の餌食になって草葉の露と消えていたかも知れません。
もしも10年遅れて生まれていたら、団塊の世代として受験・就職などあらゆる社会的環境で熾烈な生残り競争をしなければならなかったはずです。
小学3年で太平洋戦争の終焉を迎え、平和な時代に生きて平均寿命を超えて82歳の今、毎日を平穏で楽しく健康で過ごせるのも親に感謝、天運に感謝、運が良かったとしか思えません。
日本にとって唯一の脅威であった北朝鮮の核問題も、海千山千のトランプ米大統領の硬軟織り交ぜた外交手腕によって解決に向かっています。今後は日本の自衛力を強めて、他国の侵略を許さなければ、私達の健康寿命はさらに延びることになります。
麻生副総理兼財務大臣の高齢者への失言、「長生きすりゃあ良いってもんでもない。一体いつまで生きてえんだ」も尤もです。麻生大臣の本意は、病床での寝たきり老人は当然として、健康でも国の生活保護制度利用で無為に暮す長寿老人の増加で、逼迫する国家財政の赤字に拍車を掛けている、と述べたもので全くの本音です。
私の薄れた記憶ではこう続いています。
「ここ23年連続で出生率が減って少子化が進む中、高齢化社会を歓迎する風潮は如何なものか。長生きすりゃあ良いってもんでもない。一体いつまで生きてえんだ」
麻生大臣は、持論をついストレートに表現したために、マスコミに叩かれましたが、確かに老害は税金のムダ使いに間違いありません。これを聞いた私も平均寿命超えた老人の一人として、肩身の狭い思いをしたのも事実です。
この発言は、財務大臣として、年々激増する老人医療費補助金へ対策が行き詰まっていることへの焦りとも言えます。
病院嫌いの私には医療費のむだ使いはありませんが、103歳まで生きた母には沢山の税金を使わせて頂きました。
これには国民の皆様に感謝するばかりです。
そこで私は、高齢者を圧迫する国の方針に逆らって、さらなる長寿者となって社会に貢献する覚悟を決めました。
それが「20歳若返る会」の設立です。
と、いってもごく小規模な私(花見)を中心とした細やかな交流会ですので、表立っての活動は何もありません。
私はひたすら会員の皆様に、100歳まで健康で長生きできる数々の実例やノウハウを提供し続けます。
入会資格は特になく、開運村常連メンバーならどなたでもOK、入会手続きも入会規約もありません。
ただ、見た目も心も「20歳若返って社会に貢献し、長生きして幸せな人生を貫く」、そんな気持ちは必要です。
しかも、この一文を見て一言「入会する」と呟いたらそれで「20歳若返る会・正会員」です。
自らの健康寿命を延ばすために努力し、何らかの形で社会に貢献出来る方は、是非、ご参加ください。
なかでも「健康である」方は、医療費節減という意味でも何よりの「社会的貢献」として大いに歓迎します。
あとは、家族や周囲の人に笑顔で接するだけでも、和をもたらす効果があって「社会的貢献度」プラスとなります。
さらに、悩み相談が出来たり、周囲に何らかのアドバイスが出来たりすれば、これはもう立派な有資格者です。
正会員は、築地の花見サロンでの月1集会(まだ未定)への参加資格があります。
登録は特に必要はありませんが、自分を鼓舞するために登録したい方は花見宛にメールをください。
現在、昭和7年生まれ(男女共1名づつ)を頭に8人ほどが確定しています。
次回かrは、20歳若返るためのノウハウなどもお伝えして参ります。
では気が向きましたら一言、masaki94581@nifty.com 花見正樹へどうぞ!