月別アーカイブ: 2020年10月

日々雑感  20/10/20


 日々雑感  20/10/20 

 

すすき - 花

 秋風が爽やかな季節になりました。
 これで新型コロナウイルスが消え、地震も噴火も台風もなければ「いい秋」なのですが・・・。
 本年9月16日に発足した菅内閣が組閣後1ケ月を経過しました。

首相が乗った政府専用機でぼや騒ぎ パンが焦げて煙出る:朝日新聞デジタル

 菅首相 は就任後初の外国訪問に、ベトナムとインドネシアを選んで初外交へと18日の午後羽田を出発しました。
 これは、中国が圧力を強めるインド太平洋地域の自由と安全の話し合いへの意欲の顕れととれますが、親中国派とみられる菅総理だけに、その真意が気になります。
 出発に先立って菅総理は「日本はこの地域の平和と繁栄のために貢献する決意を国の内外に示したい」と述べているだけに、尖閣諸島や竹島問題もしっかりと守り切る覚悟があると信じたいところです。
 ベトナムを訪れた菅首相は、19日の午前にベトナムのフック首相と会談し、南シナ海進出中の中国を念頭に「自由で開かれたインド太平洋」構想実現への協力と「新型コロナウイルス感染症対策でも連携強化で」一致したと報道されています。
 と、これは表ニュースですが、あまり目立たない裏ニュースでは、中国の海洋進出に神経を尖らせているベトナムに対し、日本からの防衛装備品移転を可能とする「防衛装備品・技術移転協定」の締結を話し合っていたことも伝えられています。これは明らかに中国の軍事脅威に対する防衛網構築の一環としての武器輸出戦略(現行憲法では不可)の序章とみるのは間違いでしょうか?

菅義偉官房長官「国の基本は『自助、共助、公助』」 もっともらしい ...

 これが案外、菅首相の本音であって、親中国派とみせていたのは個人的な偽装に過ぎず、首相になった途端に隠していた鷹派の鋭い爪を見せ始めたとも思えます。
 そう考えると、日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命を拒否した件も、その6人が日本の国益を損なうと推測しての決断だったと解釈すれば納得できます。近年の日本学術会議が左傾化していて、ともすれば中国の近代化に利する機会を増やしていると見る人もいただけに、鷹派の本性を剥き出しにした菅首相がその闇の部分にメスを入れようとする気持ちも分かります。しかし、「藪を突いて蛇を出す」「大山鳴動して鼠一匹」という俗言通りに悪い結果になる可能性も多いにあります。その理由は、官房長官時代の記者会見でも質疑応答が苦手の口下手で、いつもボソボソと文章を一方的に読むだけで記者団からはいつも説明不足を指摘されていただけに、ここは勇気を持ってご自分の信念を述べるべきで、もう今までのような裏技・寝技は通じません。
 共同通信社がこの17、18の両日に実施した全国の電話世論調査によると、今回の菅首相による日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命拒否は、菅首相による拒否理由の説明を「不十分だ」とする回答が72.7%、「十分だ」がわずか16.1%ですから、一日も早い説明で国民の理解を得る必要があるのは当然です。その結果、不適切な部分があれば是正すればいいだけです。
 そうでないと、私が前回の「村長の一言」で述べた「菅内閣の出足は順風満帆」の一言は取り消さねばなりません。
それでなくても、この学術問題の影響で、9月の発足当時に67.6%近くあった内閣支持率(共同通信調査 )は早くも60.5%となり、不支持は約6ポイント増の約22%となっています。
 ここは是非とも菅首相の説明で、両社の言い分をあきらかにして。その白黒の判定は国民に任せて頂きたいものです。

 新型コロナウイルスの猛威の情報は「耳にタコ」で、もう誰も驚きません。
 それでも、フランスの感染者が「1日で3万人超」のニュースには耳を疑いました。
 10月18日現在の世界の感染者数は約4000万人、国別では感染者数1位のアメリカでは約815万人、2位のインドが750万人です。日本では現在約5400人が感染治療中、完治した人を入れての累計感染者は約93500人、いずれは10万人を超える日が訪れますが、感染治療中の人が1万人を超えることはないと思われます。だといいですね。

CNN.co.jp : トランプ大統領、弾劾調査にいら立ち爆発 会見で怒りぶちまけ

 アメリカのトランプ大統領は今回の再選で「敗北したら国を去るかも」と語ったとニュースで知りましたが、こんな弱気な発言はめずらしいものです。これも、思わぬコロナ被害者となって「それ見たことか」と同情も得られなかった大統領の焦りと不安の心の迷いともとれます。
 心の迷いは己の過信から生じますので私達も要注意、コロナ対策も万全で望みましょう。
 と、時事公論めいた一文を並べてはみましたが、私個人は視野狭窄症と緑内障の悪化で視力がますます落ちてます。見えなくなっています。朝は何とか見えるものが遅い午後にはまるでダメ、パソコン仕事も早めにしないと午後2時過ぎからは誤字脱字が倍増しますので大変です。
 それでも毎日が楽しいのですから、ぜいたくな悩みに過ぎません。こんな私のことは無視してください。

日々雑感・2020/10/01


———

 日々雑感・2020/10

今日は十五夜。お月見したい相手でわかる、あなたの気配り力 #深層心理 ...

今宵は十五夜、雲重き予報に過去の名月を!

 新たに誕生した菅内閣はまずまずの出足で、その成り行きは未知数ですが今のところ成果も失点もないようです。

菅総理と武田総務大臣の「携帯料金値下げ」発言、3キャリアはどう ...

 マスコミでは、菅総理の国連総会での演説を外交デビューとして外交手腕は未知数としていますが、菅総理は昨年の5月にアメリカを訪問して国連本部のシンポジウムで拉致問題の解決を訴え、ワシントンではペンス副大統領とも会談していて、すでに実質的な外交を始めていました。菅総理は、安倍政権を支える官房長官として暗躍していましたから、安倍政権時代と似たような政策を踏襲する限りは大同小異であまり変わり映えすることもなく平穏に推移するはずです。
 しかし、これでは面白くありません。アッと驚くような国民のためになる斬新で素晴らしい政策を実行して欲しいものです。

 新型コロナウイルスによる世界の死者がついに100万人を超えました。
 今後も急増するコロナ死者は本年末までに250万人になるという予測が、ワシントン大学保健指標評価研究所(IHME)から発表されています。単純計算で感染者数を死者の50倍とすると、この年末までの世界の感染者数は約1億2千万人超、信じたくない数字です。
 ここで適切なワクチンが出来なければ、人類の大幅減少は現実のものとなり、日本も例外ではなくなります。
 アメリカだけでも現在死者は20万人超という深刻な状況なのに、日本では経済優先で、東京都を含めてのgo to トラベルなど、これが正しい政治的選択かどうかは、後年の評価に任せるしかありません。
 なお、占術での見解は、口からの災難を意味する七赤金星年が2月3日で終了、2月4日からの六白金星年は、九星の中でも八白土星と並んで1,2を争う健全健康年ですから、この一年が勝負のカギを握っていて、ここでコロナの万延を防ぎ、コロナ禍を消滅させないと悲劇的状況になります。そのためには、go to トラベルなどを見直して原点に戻り、3密を避けてのマスク着用と手洗い励行と消毒、これ以外に秘策などは何もありません。
 しかし、そんな仙人や病人のような隠遁生活は、過剰なストレスを生みますので長続きしないことはここ数か月で誰もが経験しました。その結果がコロナ禍の再燃、こうして過密になり過ぎた地球上の人類は自然淘汰で調整されるのです。

来場所の番付編成はどう変わる? 正代の大関昇進で「新三役確実」の ...

東京・両国国技館で行われた大相撲秋場所は、関脇の正代(しょうだい・時津風部屋)が、前頭十四枚目の翔猿(とびざる・追手風部屋)を下して、13勝2敗の好成績で自身初となる幕内最高優勝を決めました。正代は今年の初場所に続いての13勝で、昨年から数えて55場所中4場所連続での2ケタ勝利を挙げていますので、大関昇進は確実とされています。それはそれでお目出度いので

 

竹内結子さん 亡くなる直前ベランダへ…気丈さの裏に隠された〝衝動的 ...

 女優の竹内結子さん(40)が死去し、死因が自殺と報じられています。
 ここのところ芸能人の自殺が多いと言われますが、新型コロナ禍秦以来の陰鬱な閉塞状態の世相を反映してか一般人の自殺も激増中らしいのです。
 それにしても、この5月から9月までの5ケ月間で芸能人を含む著名人の自殺者はすでに6人、驚くべき数字です。
 この異常な状況に専門家は、「不安の連鎖反応で動揺している人が衝動的に死を選ぶ」、こんあケースが多いようです。
 不慮の出来事でお亡くなりになった著名人は、竹内結子(女優・40歳・9月27日)、藤木孝(俳優 ・80歳・9月20日)、芦名星 (女優・36歳・9月14日)、三浦春馬(俳優・30歳・5月2日)、鷹野日南(アイドル 20歳 7月10日)、木村花 (女子プロレスラー 22歳 5月23日)などです。思い悩んでの結果とはいえ、生き抜く道もあったのではないかと残念です。
 もしも、いま生きることに飽いて死を願う人がいたら、「まだ何か仕残していることはないか?」、こう考えて死に急ぐことはないことに気づいて頂きたいのです。

  

 若い頃、Y新聞のコラムで、「地球環境保護」という記事で「環境庁の白書による「梓(あづさ)川流域水質&魚類生態調査によると、すでに絶滅していたと信じられていた天然の本州イワナが、養殖の放流イワナや、他の淡水魚を駆逐して、明神橋上流に天然イワナ王国を築いていた」こという小さな記事を見たことがあります。
 その後、数年を経て、息子が大学生時代の夏休みに栃木県那須塩原地方の山奥の名もない沢に天然のイワナが棲息するという噂をどこからか聞いて来て、夜中に近くまで車で入って、夜明けに沢に入って、その棲息地を突き止め、ひと夏、最高の渓流釣りを楽しんだことがあります。その一時期、俄かに豪雨があって一尺ほどの増水があったとき、下流の深淵から湧いたように現れた千尾を超えると思われる無数のイワナの大群が川幅一杯を魚影で埋めて、いっせいに上流に群泳するのを見て息を呑んだことがあります。カメラのシャッターも夢中で切りましたが雨でレンズも水面も曇って何も見えず、証拠を残せなかったのが残念でなりません。その怨念がこの「獲物」という作品に化け、釣り雑誌「釣り人」に連載され、さらに某テレビの企画で日光華厳の滝を2時間止めて、滝の主が巨大なブラウントラウトであることを確認し、大きな滝の下には必ず巨大な川魚が主となって存在することを現認しました。これは「小説・奥日光殺人事件」にも書き込み、小説「獲物」の世界がが絵空事ではないことを自分なりに証明したものです。この私の処女作ともいえる「獲物」の完結編が、開運村HPの「文学の里」に載っていますので、ご用とお急ぎでない方は是非お立ち寄りください。

——–