人生のラストラン
花見 正樹
私はいま90歳寸前、いつ人生の幕を閉じても惜しくない年齢をとっくに過ぎています。
にも拘わらず、まだしぶとく生き永らえて生き恥をさらしています。
多少うさんくさい過去ですが、様々な職業を経て、自分ではそれなりに納得済みです。
作家、音楽家、占術家、整体師範、ボデイガード(警備会社顧問)、下手な弓道弓道家、結婚相談所、ストレス問題研究家、零細企業(花見化学)経営者・・・いずれも中途半端ですが精一杯で余力はありません。
しかしながら人様に自慢できるほどの実績もなく財も成さずモテもせず、です。
しかも今や視野狭窄症の失明寸前で心臓障害の身障者1級、要介護2級で廃人同様です。
そんな私が人生のラストランに迷わず選んだのが、「ヒキカタリ」です。
漢字で書くと「弾き語り」ではなく「弾き騙り」で、インチキ、マヤカシのことです。
中学生時代に凝ったことのあるギターを音符なしでの演歌ですから結果は見えていますが、それでも童心に還ったように今からワクワクしています。。
これで人生の花道を飾ろうというのですから図々しいにもほどがありますが、かなり本気なのです。
と、かなりインチキくさいのも承知の上で、機会があれば人前で披露すべく準備中です。
そこで、歌謡曲(主として演歌)をテーマ別に3~6曲づつにわけてみました
用意したのは「酒シリーズ」「初恋シリーズ」「失恋シリーズ」「温泉シリーズ」「駆け落ちシリーズ」で、どうしようかと迷っているのが「不倫シリーズ」です。
なぜ迷うかというと、これを真剣に歌うと、いかにも私の経験&願望にみえますから、仮に年齢から考えてもあり得ないことなのに、内面を覗かれるような気がして、それで迷うのです。
それにしても「歳をとると子供に帰る」との格言はどうも本当のようです。

日テレの番組で紹介されました。
日テレの番組で紹介されました。
今回、日本テレビの番組で私と私の占いがチョコッと2回、3分ほど紹介されました。
ローカルでは用の東西を問わず毎週のように放映され分ほどていますが、全国は久しぶりです。
放映されたのは、2025年6月11日(水)19時からの特番です。
「千鳥かまいたちゴールデンアワー」で、1時間早めての特番でした。
番組のタイトルは「全国テッパンアナウンサー大集合スペシャル」です。
北は北海道から西は沖縄までを網羅した日本テレビ系列地方局各社の名物アナが41人も集まっての番組でした
。
きっかけは、この10日ほど前に、日テレからの電話です。
「千鳥・かまいたち、この4人ヺ占ってください」との要望です。
日テレ系列では、山口放送の朝の情報テレビ番組「さわやかモーニング」が視聴率でも群を抜いているそうです。
その番組の目玉が私の「幸せ占い」で、いま32年目、視聴率がいいのも長期間だからでしょう。
山口放送のラジオでは、私は42年目の占い番組も持っていますが、今は喋りをアナウンサーに任せています。
その番組出演2年前から、山口放送の創立者で元会長の故野村幸祐さんはお孫さん連れで私のサロンに来ていました。
44年も昔のことで、その当時に私のサロンに親しく出入りしていた著名人を思い出すままに並べてみます。
芦野宏、アニマル渡、江藤慎一、小川宏、小笠原清信、芹洋子、千賀浦親方(増田山)、山中毅、富家孝、ら各氏です。
これらの各氏とは単に知り合いというだけでなく辛苦を共にした仲だけに想い出もぎっしり、これも載せたいと思います。










近年、AI等の技術進歩と併行して衣食住のあらゆる分野に改革の波が押し寄せています。
血圧の上が220、心臓の稼働率は38%、肺に水が大量に溜まっていて、身体全体がむくんでいたようです。そこから12日間の入院生活を経て自宅療養となり、シャバの空気が吸えてホッとしたものです。
が見つかり入院治療を奨められましたが、超多忙な働き盛りということもあって、医師の「生存率5年」という手術しない場合の忠告を無視して心臓疾患を放置したツケが今になって巡って来たのですが、今回の医師の助言は、良くても余命2年、その間に入退院を繰り返し、結局は「心不全」で呼吸困難となり、痛み止めのモルヒネ注射と大量の酸素吸入の中で息を引き取る、という具体的なものです。
大型連休入り前々日の5月26~27日(木)、都内在住でOLの末娘が休暇(連休は半出勤)で一泊帰郷しました。目の不自由で免許証返納済みでの私は外出枯渇症ですから、早速末娘の運転であちこち観光ドライブです。









これで、3年前の球磨川大惨事による鮎釣り断念に次ぐ、私にとっての大きな「身辺整理」となりました。
「いい歳をして・・・」と笑われようともう少々「我が道を往く」、これが私の生き様、悪足掻きでもあるのです。
ところで2枚の写真を見比べて下さい。1枚目は除夜の鐘直後の元日0時半、すでに初詣客で長蛇の列、参拝までに約2時間待ちの予定とか。人口2万余のこんなイナカ町(埼玉県久喜市栗橋地区)の小さな神社に、どこから人が集ったのかこれだけの混雑・犯情は空前絶後の出来事です。私一家は拝殿から離れて参拝し草々に退散し、改めて3日に出直し参拝で細やかなお賽銭で感謝と願いを込めました。これが2枚目の寫眞です。