母、103歳の誕生祝です。


今日は、母の103歳誕生祝いでした。
100歳祝いの時は親戚中が集まっての大騒ぎでしたが、今は兄弟家族だけの食事会です。
それでも母がお世話になっている「元気村」というグループホムでは職員の皆さまが盛大に祝ってくださいました。
「長寿で元気」、これだけでも息子としては大満足です。
長寿には、還暦、古希、喜寿、傘寿、米寿、卒寿、白寿、紀寿&百寿、茶寿、皇寿、大還暦、天寿の12段階があります。
さて、それぞれが何歳であるか? 答えられますか?
つぎに、あなたはどの段階まで制覇できるか、予測できますか?
もちろん、希望的予測でいいのです。
まず、長寿の第一関門は「還暦」・・・満60歳です。
長寿を祝う節目には、還暦や古希などの名称があり、本来は数え年でしたが、最近では満年齢で祝うようになりました、。
ただし、還暦だけはその性質上、満年齢60歳(数え61歳)で祝います。
還暦とは暦に使う60干支が60年で一回りして元の干支に還ることをいいます。
60干支とは、1番目の甲子(きのえね&こうし&かっし)から始まって60番目の癸亥(みずのとい&きがい)で終わり、また1番目の甲子に還ることから、61年目を「還暦」とし、赤を還暦祝いの色として赤いちゃんちゃんこなどを贈ります。
ところが、最近では60歳は高齢ではなく70歳の「古希」が長寿の入り口のように感じられています。
古希(古稀)は70歳です。
古代中国・唐の詩人、杜甫の詩に「人生七十古来稀(まれ)なり」とあり、70歳の長寿がいかに稀だったかが窺えます。
この詩に由来する70歳の「古希」が、現代では「還暦」よりも本格的な長寿の祝いの下限になりつつあります。
喜寿は、77歳です。
「喜」という字の草書体が七を三つ重ねた形から、七十七と読めることに由来しています。
ここでは、紫が長寿祝いの色とされています。
傘寿は80歳です。
「傘」の略字が八と十を重ねた形になって八十と読めることに由来しています。
ここでは、黄または金茶が長寿祝いの色とされます。
米寿は88歳です。
「米」の字をくずすと八十八と読めることに由来しています。
ここでも、黄または金茶が長寿祝いの色とされます。
卒寿は90歳です。
「卒」の略字の「卆」が九十と読めることに由来しています。
ここでは白が長寿祝いの色とされます。
白寿は99歳です。
百から一を引くと「白」となることに由来します。
ここでも白が長寿祝いの色とされます。
紀寿または百寿は100歳です。
100年が一世紀ということから紀寿です。
または1000歳であることから百寿ともいいます。
ここでもは白が長寿祝いの色とされます。
茶寿は108歳です。
由来は知りません。
皇寿は111歳です。
由来は知りません。
大還暦は120歳です。
還暦の2倍で大きいあらです。
天寿は250歳です。
人類ではまだ実在しません。
私はいま81歳ですから、つぎは米寿、いまで満足ですから、ここまで持てば大満足です。