女性のための開運講座ー33&新撰組


 岐阜県でついに39,9度という記録がでました。
  まるで、どっぷりと風呂に入っているようです。
 これでは、熱中症が全国にまん延してバタバタと
大勢の人が倒れるのも仕方ないのかも知れません。

 静岡県内でサルに噛まれた人は、すでに69人、
 69歳の男性がイノシシに襲われて死亡しました。
 どうも、動物もこの暑さでおかしくなっているの
かも知れません。
 栃木県那須の警察署では、孤独死した遺体を間違
えて別の家族に渡してしまい、気づいた時は遺体は
火葬場で焼かれており、トラブルになったそうです。
 なんだか人も動物も、この暑さでおかしくなって
いるようです。

 では、自分はどうか? と問われると私も自信が
ありません。熱中症ではありませんが・・・
 こればかりは仕方ないのですが、少々寝不足です。
 その反面、眠れる時は死んだように深く眠れます。
 いわゆる短時間睡眠法というやつです。
 今まではアルファー波の研究家の端くれとして、
夢を見たり快いレム睡眠ばかり追求してきましたが、
今はノンレムの深い睡眠の快さも知りました。
 もしも、睡眠のメカニズムを知らなかったら、と
思うとゾッとします。
 眠りたくても眠れない夜が続くと人間の脳は狂う
そうですが、私の脳は元々狂いがちでしたから、こ
の猛暑と短時間睡眠で、もしかしたら正常に戻りつ
つあるような気がします。
 だといいのですが・・・

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 さて話題を変えて、女性のための開運講座です。
 これは、恋愛、結婚、再婚に役立つ開運法です。
 途中からご覧の方は、遡ってご覧になってくだ
さい。勿論、男性が見ても役立つはずです。

 女性のための開運講座ー33 

 この講座は、恋愛&結婚のお相手調べ、結婚、離婚、
再婚後に役立つ「開運法」です。
 ここでは便宜上、随所に私の仕事の一部の占いを用
いていますが、気になりましたら占いの部分は飛ばし
て頂いても結構です。もしも、占いが好きでしたら軽
い質問に答えることで、最終的に終了免状(無料)を
得ることもできます。
 占い抜き、占い入り、どちらでもお好きなようにご
参加ください。途中からご覧の方は、講座初回まで遡
ってご覧ください。きっとお役に立つはずです。
 
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 恋愛・結婚さまざま模様-1

 今回は、下記のような内容を、便宜的に占いや暦に
使う12支を用いて解説します。
 幸せな結婚をつかめる人、逃がす人、出会い・恋愛・
結婚、あるいは離婚・再婚、一人暮らし、昔から変わ
ることのない愛情物語の参考にしてください。

  まず自分を知るには?
 1 あなたは、どんな性格か? 
 2 あなたは早婚型か晩婚型か?
 3 あなたは恋愛型?それとも見合い型?
 4 あなたはどんな恋に巡り合うか?
 5 あなたと相手の性格を知るには?
 6 あなたにはどんな相手がピッタリか?
 7 あなたはいつごろの結婚が望ましいか?
 8 あなたは良縁に巡り合うか?
 9 あなたは一生、幸せか?
10 今、あなたはどんな状況か?

   あなたは、どんな運勢か?
 1 金運は?―あなたはお金で苦労するか?
 2 健康運は?―いつ、何に注意すればいいか?
 3 SEX運は?―どんな歓びを得られるか?
 4 子供運は?―あなたはどんな子宝に恵まれるか?
 5 浮気運は?―それを愉しむか、結果的に泣くか?
 6 出世運は?―あなたのチャンス年はいつ来るか?
 7 仕事運は?―能力を発揮できる適職・職業は? 
 8 対人運は?―あなたは周囲の援助が得られるか?
  9 家庭運は?―いつ、上昇気流にのれるか?
 10 未来運―あなたの人生はバラ色に輝くか?
   
 以上を、今回は新たに開発した「新12支占い」
を用いて読みとこうとする本邦初の試みです。
 少しでも興味がありましたら次回を楽しみに・・・
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 書店発売中の「坂本龍馬異聞」に続き「新撰組3
部作」を執筆中です。その内容を先にお届けします。
 ホームページでも挿絵入りで連載を始めました。
        HPのURLは最後尾にあります。
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 新撰組ー異聞

(3)ミゾソバ(溝蕎麦)刈り 

 歳三が丁稚奉公に失敗した翌年の弘化三年(一八
四六)六月末、多摩地方を襲った豪雨が増水し土手
際の土方家を濁流に納屋を流され、母屋までも流れ
に呑まれそうになった。
 それを見かねた村人総出の作業によって家屋を分
解し、川辺から離れた地に移築してことなきを得た
が、この時、わずか十二歳の歳三の積極的な指揮と
行動は、喜六が驚くほど的確で無駄がなかった。
 歳三としては短期間ではあったが丁稚奉公で厳し
く仕込まれた仕事に対する真剣さで対処しただけで、
何ら特別なことをしたという思いはない。
 移築された家での生活がどうやら落ち着いたとき
に、喜六が言った。
「トシには、とんでもない才能があるかも知れん。
大作と一緒に学問でもやってみるか?」
 学問となると土方家は適任者には困らない。
 歳三はまず書道の手習いから始めた。
 書道も俳諧も先祖代々からの土方家の家風の一つ
で、歳三の生まれる以前、まだ存命だった父の義諄
も、村人の子弟を集めて手習いの教室も開いていた。
 歳三が生まれる以前のことだが、玉川上水道掛か
りの江戸幕府勘定方だった大田直次郎という役人な
どは、仕事で多摩に来る度に土方家に寄って宿泊し、
当主と食事をしながら一緒に狂歌を作ったり四方山
話を楽しんだりして時を過ごしたという。
 直次郎は、土方家の座敷の床の間にあった浮世絵
や水彩画を褒め、狂歌でも著名な清水頑翁と名乗っ
ていた書家の源師道の筆による画も見つけ、さらに
客間の襖絵が著名な東牛斎こと吉田蘭香によるもの
だったことに驚き、「どれもこれも高価だな」と感
心し、「わしのも値が出るぞ」と冗談めいて扇子に
狂歌と絵を描いたという。
 それから二十年余の歳月を経た先年、それを見て
「是非、売ってくれ」と、代官手代が申し出た額が
「目が飛び出るほど」だったので、それほど執心な
らと気の毒に思った喜六は「喜んで進呈した」と客
に語っているのを、歳三は聞いたことがある。
 兄の喜六は、家の中だけでなく蔵にも積み込まれ
ている書画骨董や武具などにも殆ど無頓着で、親し
い間柄の者が欲しいと言えば、「大切にな」と口に
はするが決して「惜しいが」とは言わない。
「どんな品でも蔵の中で埋もれるよりは、喜んでく
れる人の手許がいい。それで利を得るのを望まない
のは、農作物と石田散薬から得た収益で地道に暮し
たいからだ」とのことだった。
 その狂歌を残した太田直次郎という役人が、巷で
知られる蜀山人のことと歳三が聞かされたのは、新
たな書道の師・本田覚庵からだった。
 本田覚庵は、大の蜀山人贔屓で、その作風以上に
人物に惚れ込んでいた。
「わしも子供の頃、谷保村に立ち寄った蜀山人に何
回か会ったことがある」
 幼い頃の覚庵の印象では、酒好きの初老の役人で、
寛政の厳しいご政道に反対して筆を折ったから誰も
太田直次郎という下級武士が、狂歌や風刺画で一世
を風靡した蜀山人と大田直次郎という役人が同じ人
物だとは気づかないという。
 歳三と大作の書の師・本田覚庵は、多摩川の川向
こうの下谷保村に住んでいた。
 覚庵は、江戸三筆で知られる米庵(べいあん)の
開いた米庵流(べいあんりゅう)の書を教えてはい
たが下谷保村の名主で漢方医でもあった。
 覚庵は、歳三の父の妹キンの養子だから歳三とは
従兄弟の間柄になる。
              つづく
      ---
 では、次回をお楽しみに・・・・