女性のための開運講座-91&新選組


夏休みもあとわずかになりました。
お子さんのいる家では充分夏休みの水遊びを楽しん
だことと思います。
海、山、湖、川、プール・・・
何処も彼処も人混みだったようです。私も短い時間で
すが、何度か近くのプールに孫娘らと行って水には親

しんで来ました。

例年ですと、激流での鮎釣り三昧の夏ですが昨年か
らは介護生活で鮎
竿は封印です。なのに、釣り仲間か
らは容赦なく鮎釣り情報が届いて、
私の神経を逆なで
します。なかには携帯メールで「掛けたぞ!」と、で

っかい鮎の写真を送って来る悪仲間もいます。
その度
に胃がキリキリと痛み顔が引きつりますが、覚悟した
身ですか
ら仕方なく我慢です。

ところで、今回の川下りの事故、お亡くなりになっ
た方には深くご冥
福を祈るのみです。それにしても、
船頭さんまで溺れ死ぬとは情けない
ですね。
今回の天
竜川の川下り船の転覆事故について深く考えさせられ
まし
た。まず、流れの変わる川での船の操作は非常に
難しいものです。私も投網や川釣りに凝った時代があ
って、櫓を漕いでいましたから舵取りの難しさを多少
は知っています。相当のベテラン船頭でも、日によっ
て流れが変わる荒瀬を乗り切るには気を使います。
天竜川でも上流で何度か鮎釣りをしたことがありま
すが、私が通う球磨川からみれば流れは緩やかですし、

泳げる人なら全く問題のない川です。泳げない船頭さ
んがいるとは思
えませんから驚いたのです。

ただ、お客は泳げない子供や高齢の観光客ですから、
川に落ちたら
ひとたまりもありません。こんな間違い
がある以上はライフジャケッ
ト(救命胴衣)着用は絶
対条件ですね。
川下りの楽しみは景色とスリルと言われます。京都
嵐山を巡る保津
川下りも景色は抜群でしたし、川遊び
では長良川の鵜飼も楽しかった
思い出があります。行
ってみたいところでは和歌山県の熊野川下り、
北山川
の観光筏下り(平成20年夏に事故があり
ましたが)
などですが、鮎の釣れる川ならどこでも行きたい気持
ちです。やはり、気持ちは川下りより、
すでに諦めた
はずの鮎釣りに未練があるのが情けないです。

つづく
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さて話題を変えて、女性のための開運講座です。
これは、恋愛、結婚、再婚に役立つ開運法です。
途中からご覧の方は、遡ってご覧になってくだ
さい。勿論、男性が見ても役立つはずです。
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女性のための開運講座ー91

(4)眠りながらの性格改善-1

性格ということを本格的に論じ始めると厚手の本1冊
でも収まりませんので、ここではユングやフロイトやア
イゼンクあるいはクレッチマーなどの学説は割愛するこ
とにします。
一般的にごく素直に解釈し、人に嫌われる点を好かれ
るように改善するとか、すぐ攻撃的になるのをぐっとこ
らえる我慢強さを身につける、など分かりやすく解釈す
ることにします。
現代は自分の本質をつかみづらい時代だといわれます。
例えば、自分に不向きな仕事や対人関係でいざこざの多
い職場で毎日悪戦苦闘し出社拒否症に陥る寸前の人は、
自分を陰険で暗い性格ではないかと疑心暗鬼になり悲観
的になったりしますが、思い切って転職してみたらすっ
きりと明るく立ち直る例もありますから、性格を見抜く
ということが大変なのです。
とくに、社会人になるまでの学生時代の過ごし方によ
っても見せかけの性格は、その本質と違って見えたりし
ますし、社会人になればなったで、銀行・商社・百貨店
あるいは生産工場など巨大組織の一員として没個性的企
業メカ内歯車の一つに教育されて家と会社を往復するだ
けでは、ますます本来の性格的長所に磨きをかけるなど
困難さを増すばかりです。
また、性格というものはきわめてあいまいで表面だけ
を見ている人によって、イメージや見方が変わります。
医学的分類・生理学的分類など様々な性格判断法もあ
りますが、未だに人の性格を完全に判定する唯一の方法
は見つかっていません。
しいていえば、YG法(谷田部・ギルフォード法)など
が一般的といえます。
本格的な性格診断は譲るとしてここでは、堅苦しく考
えず自分が治したい性格の嫌な部分を改善するというよ
うに単純に解釈して下さい。

つづく
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書店発売中の「坂本龍馬異聞」に続き「新選組3部作」
を執筆中です。その内容を先にお届けします。
ホームページでも挿絵入りで連載を始めました。
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新選組ー異聞

第三章 黒船騒乱

(11)将門の墓-2

「いますよ」
「誰だい、その人は?」
「平の将門さん。あなた知ってます?」
結局、平将門がどんなに偉大だったかを聞かされて、
夜が更けた。
歳三は女中に言われるまでもなく平将門には興味があ
ったが、墓参りするほどではない。しかし、女中の酒飲
み話を聞いているうちに、将門の墓に寄る気にさせられ
ていた。朝一番に越えようとした栗橋の渡しも午後に変
えた。急ぐ旅ではないからこれでいい。
その昔、謀反罪に問われて処罰された平の将門の首が
幸手神明地内の通光山浄誓寺(じょうせいじ)の敷地内
の五輪塔の下に葬られていると女中に聞いて、なんとな
く拝みたくなったのだ。
その墓前には、線香の煙が絶えたことがないとも聞い
た。だが、この手の話は全国あちこちで聞くから真相は
自分で確かめるか、人の話を信じるしかない。
女中に聞いた通りに、街道脇で農具を扱う店の前を曲
って、街道から東に折れて森や林を幾度も抜けてたが、
行けども行けども寺がない。
さすがに妙だと思って稲田で働く農民に聞いてみると、
曲がる道をニ度間違えて遥かに通り過ぎていた。
「向こうに見える森が香取神社、その北に森と屋根が小
さく見えんべ。あれが浄誓寺だよ」
地元の農民が親切に指さして教えてくれた森を目がけ
てあぜ道や草原を歩いて、ようやく浄誓寺に辿りついた。
荷を背負ったままの歳三が、本堂の拝殿で賽銭を投げ
入れて紐を振って鈴を鳴らして拝み終ったところに、拝
殿横の社務所から小坊主が出て来た。
「将門の墓は?」と、聞くと、坊主の目が行商人姿の歳
三を眺めて不審気だったが、線香を求めて多めの喜捨を
すると、小坊主が礼を言って何度も頭を下げた。その上、
水を入れた桶に柄杓を持って案内までしてくれた。
境内の奥に進むと、こんもりとした塚の上に五輪の塔
があり、墓前にまだ燃え尽きてない線香の束が二つ、派
手に紫煙をくゆらせていた。その周囲に燃え落ちた線香
の新しい灰が山になっていた。この下に国盗りで天下を
騒がせた梟雄(きょうゆう)平将門の首が眠っているの
か?
つづく
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