故・小川宏さん、お別れ会


4月16日(日)、久し振りにフジテレビに行って参りました。
と、いっても出演ではありません。
故小川宏さんのお別れ会が本社18階で行われたのです。
昨年の11月に逝去された小川さんが、家族葬だったことで親しい仲間が気を揉んでいました。
そこで、かつての仲間が音頭をとって故人のご家族共々お別れの会を企画したものです。
小川さんは『春の小川』とか『コメの味』とか言われて誰からも愛され親しまれた昭和を代表する名司会者&アナウンサーでした。
この日は、(1)番組に関係した方々、(2)小川さんとお酒を楽しく呑んだ人たち、(3)親交があった親しい人達が80人以上も集まりました。
私は、そのどれにも絡んでいますが、ご家族とも親しくさせて頂いています。
小川さんの娘さんの結婚式にも招かれていて、お孫さんの命名は私が引き受けていました。
ただ、この日の集まりは昔の仕事仲間が主体ですから、老人会そのもので、若い人はお孫さん、曾孫さんぐらいでした。
それでも、皆さん、35年以上も昔のことを懐かしく語り、大いに小川さんとの想い出を語りました。
日枝会長も当時は局長でしたし、小川さんの助手を勤めた局アナの露木茂さんもすっかり老人になっていました。


その点、女性陣はまだそれなりに華やかさを身につけていて、木本教子、芳村真理、藤田弓子、加賀富美子、松村真美子、浜美枝さんなどアシスタント軍はまだまだ健在、やはり女性は強い、とここでも実感しました。
小川さんの肖像画は、風刺漫画で一世を風靡した故近藤日出造画伯が、「日本の130人」の中に小川さんを含めて描いたものです。
この複写画を縮小して額入りにしたものも今日のお土産に入っていました。
私が「小川宏ショー」出演の昭和51、2年頃のフジテレビは新宿区河田町にあって「視聴率3冠王」とかで活気に溢れていました。
その後は「3時のあなた」のてこ入れで、小川宏ショーとは離れましたが、人脈はいまも続きいています。
この「お休み処」で開運&心霊スポットを開いた小林永周講師は当時の名プロデューサーで、今では日本の心霊研究の第一人者です。
ともあれ、これで安心して故人のご冥福を祈ることができます。

フジテレビ本社18階から眺めた風景です。