女性のための開運講座ー24&新撰組


 まだまだ暑い日が続きますね。
 こんな日は清流でのヤマメ釣りが一番です。
 自然の中に入ると、緑濃い樹木や枝葉と清流から
溢れ出るフィトンチットやマイナスイオンと酸素濃
度の濃い清冽な山間の空気に心身共に癒されます。
 どうも私には、大自然の恵みが必用なようです。
 そこで考えてみました。
 人間として私達が生きて行く上で心身共に健全で
健康な状態を保つために必用なものは何でしょう?
 まず、どなたでも同様かと思いますが、肉体的に
は最低限の栄養と運動と休養と睡眠ですね。この中
の一つでも欠けると何となくストレスを感じるはず
です。それ以上に健康によくありません。
 物質面でも最低限の経済的余裕が欲しいです。
 三度の食事にもこと欠く貧しい生活でも、短期間
ならともかく、長期に続いたら心身共に弱ります。
したがって、これも健康によくありません。
 精神的には、周囲の愛情と理解が最小限でも必用
です。よく「愛が全て」という言葉を聞きますが、
生きてゆく以上は健康も経済力も必用ですから愛だ
けが全てというのは大げさ過ぎるような気もします。
 それでも愛は必用です。
 愛されている・・・これは生き甲斐になります。
 尊敬されている、信頼されている、頼りにされて
いる・・・これらも生きる活力になります。
 愛もない、誰からも尊敬も信頼もされず、頼りに
もされず、周囲に無視されて生きている・・・これ
は辛いです。
 それでも、生きていれば何か活路は開けます。
 例えば、私の場合、母の介護生活だけでも何とな
く頼りにされている・・・と自らを励ますことがで
き、生きていて無駄じゃなかった、と思っています。
  
    ーーー
  さて、—を変えて、女性のための開運講座です。
 これは、恋愛、結婚、再婚に役立つ開運法です。
 途中からご覧の方は、遡ってご覧になってくだ
さい。勿論、男性が見ても役立つはずです。
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 女性のための開運講座ー24 

 2、ストレス度チェック30問コーナー

今回は、あなたの現在のストレス度チェックです。
 思い当たる要因が幾つかあるか数えてください。

      ストレス要因    
  - - - - - -   
 1、首や肩が凝りやすい。           
 2.胃の調子がよくない。        
 3.あまり食欲がない。            
 4.口が渇きやすい。          
 5.目が疲れやすい。          
 6.いつもイライラしている。          
 7.集中力が不足気味である。         
 8.記憶力が鈍っている。           
 9.いつもよりミスが多い。           
10.根気がない。           
11.自然に姿勢が悪くなる。         
12.身体がだるい          
13.何となく動作が鈍くなっている。           
14.寝つきが悪い。          
15.眠りが浅い。           
16.ときどき動悸がする。
17.怒りやすくなっている。
18.何をしても消極的になる。
19.小さなことが気になる。
20.理解力がなくなっている。
21.何となく怠けたくなる。
22.物忘れがひどい。
23.精力が減退している。
24.人付き合いが嫌いになる。
25.衝動買いや散財癖が出る。
26.つい異常な行動をとってしまう。
27.計画性がなくなっている。
28.何事にも自信がない。
29.感情の起伏が鈍くなる。
30.将来が不安になる。
 - - - - - - - -   
 さて、あなたのイエスの数の合計は?

 30の質問のうち、イエスが5個までなら、ストレ
ス度Aで正常、健康面でもまず心配ありません。
 6から10の方はストレス度B、気になるところだ
けでも対策を講じればまず安全です。
 11から15の方はストレス度C、少々心配ですね。
心の疲労を感じたら早目に休養をお勧めします。
 16から20の方はストレス度D、ストレスがかな
り蓄積しています。心の安らぎだけでなく身体の健康
面も心配です。早めに休養をとり、心身の回復をはか
ってください。
 21から25の方はストレス度E,心身共に病んで
いますからそのままにしてはいけません。専門家にご
相談を。
 26以上の方はストレス度F、心身の徹底治療をお
勧めします。
 この30の質問のうち、あなたの心臓をグサリと突
き刺した質問がありましたらご勘弁ください。
 蓄積したストレスを解消する方法は、精神力を強化
したり、好きな趣味に熱中するなどと、様々な方法が
ありますが、やはり日常生活のリズムを規則正しく楽
しいものにすることが一番です。

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 書店発売中の「坂本龍馬異聞」に続き「新撰組3
部作」を執筆中です。その内容を先にお届けします。
 近く、ホームページで連載しますのでお楽しみに。
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 新撰組ー異聞

 第一章 歳三の心象風景 

(1)行商暮らし
 
 嘉永六年(一八五三)初夏、梅雨が明け、十九歳の
歳三は行く先々で嬉々として竹刀を振るっていた。呉
服屋の番頭にはなり損なったが、今は家業の薬売りに
徹して毎日が充実している。
 竹刀では軽すぎて剣術の修行にはもの足りないが、
行商に役立つことを思えば苦にはならない。
 頭上に打ち込んで来る相手の竹刀を軽くいなした歳
三が、手を伸ばして突きで迎え撃った。
「参った!」
 青梅村界隈で一番の悪ガキと言われる馬具屋の久蔵
が、歳三の突きを皮胴を巻いた腹に食らって、馬小屋
を改築した名主・吉野道場の羽目板まで飛んで崩れ落
ちて呻いた。これで朝稽古に出た八人全員を倒したが、
これは歳三が強いのではない、相手が弱すぎるのだ。
 腕組みをして眺めていた師範代の千人同心・柴田道
之助が感心したように頷いた。道之助は、この道場の
主・吉野文右衛門の縁戚にあたる。
 初夏の緑濃い山里だから、窓から戸口に抜ける風は
汗まみれの肌に快い。ただ、馬小屋の中で汗臭い防具
を付けての稽古に慣れているここの門人は別として、
屋外での稽古が好きな歳三には、土に沁みた馬糞の臭
いが気になって爽やかな気分には成り切れない。だか
ら、稽古を早く済まそうと、ここでの歳三は積極的に
相手を攻めることになる。
 ここは青梅宿と箱根ケ崎宿の中間にある新町村とい
う新興地で、江戸道と秩父道の交差する要衝の地にあ
り旅人の往来で賑わっていた。ここでは奇数日毎に近
隣の農家が採りたての野菜を持ち寄って朝市が立つ。
 久蔵とその仲間は、朝市に集まった野菜や穀物を片
っ端から安く買い叩いて大八車数台に乗せ、曳手と押
手一台に二人掛りで、一日おきに江戸府内まで運んで
荒稼ぎをしていた。商売敵である板橋・練馬・世田谷
の百姓よりはるかに安い値で大量に卸すから、八百屋
の常連客が待っていてたちまち売り切れる。
 歳三も誘われて一回だけ付き合って分け前に二朱と
いう大金を貰ったが、足腰が痛んで翌日の薬の行商に
差し支えが出た。それで二度目を断ってからは誘われ
なくなった。
 彼等は、片道十里の道のりを一日おきに往復するか
ら足腰が強い。それでも、月に何度か行商に訪れる歳
三を相手にし、その一撃で打ち所が悪いと暫くは仕事
にならないこともある。ならば、立ち会いを望まなけ
ればいいのに負けん気の強い多摩の若者だから勝ち負
けに関係なく本気で挑んで来る。
 歳三としても、彼らに怪我をさせるのは嫌だから手
加減するのだが、竹刀を振ったところに飛び込んで来
られては避けようがない。これは、相手が下手だから
仕方がない。
 この吉野家には新村開拓の歴史がある。
 初代北条早雲以来、関東の盟主として君臨した北条
一族の栄華も天正十八年(一五九〇)、天下統一の野
望に燃えた豊臣秀吉の北条攻めに敗れて盟主の座から
落ちた。その敗戦で、忍(おし)城の武将だった吉野
家の祖は一族を引き連れて青梅郷に逃れて隠れ住み、
荒れ果てた原野を開墾して下師岡村(しもうじおかむ
ら)とし名主となって土着した。
 徳川の世が落ち着き始めた慶長十五年(一六一〇)、
この地に二代将軍徳川秀忠公が鷹狩りに来たことがあ
る。秀忠公は、眼下に広がる武蔵野台地から狭山丘陵
(さやまきゅうりょう)に広がる荒涼たる原野を眺め、
江戸に近いこの多摩の地を、幕軍の食料や武器軍馬供
給の兵站庫にすべく開拓を思いついた。
              つづく
      ---
 では、次回をお楽しみに・・・・