真・日本建国史  ②

現在、日本は「建国」の記憶を失ったまま、歴史を刻んでいます。どの国も、自国の建国の経緯と精神を知り、当たり前のように教科書で教わっていますが、日本では多くの国民が建国を成し遂げた自国の初代天皇すら知りません。

もちろん建国記念の日に建国を祝う国民も少なく、自国がいつどのように誕生したのか説明することが出来ない状態です。

日本青年会議所(JC)の調査によれば、日本建国の日を知っている日本人は2割未満しかいなかった一方で…日本在住ではあるものの、中国人は100%、米国人は90%以上が自国の建国・独立の日を正しく答えられたそうです。

むろん 教科書で建国について一言も説明されていないので、しかたがありません。

日本は神武天皇の建国から2600年以上、初代・神武天皇から今の天皇陛下にまで126代にわたり、伝統の系譜が繋がってきたことのありがたみを感じることでしょう。

正しい建国を多くの日本人に知ってもらい、日本を誇らしく思える人が増えることで、それが子供や孫にも伝わり、失われた日本国民の正史を取り戻すため未だに論争が続く『神武天皇』の正体について田中教授が明確な結論を導き出し、“新説”をもって解明しています。

その本の内容をご紹介しますと

序章:天孫降臨と天皇家の起源  - 神武天皇とは何者なのか?

第1節
「国家とは何か」
縄文精神と”家”の文字が表す…日本人特有の国家観とは

第2節
「国家はなぜ作られるのか」
島国の日本に”建国”の概念がもたらされた理由

第3節
「自然が生み出した縄文精神」
なぜ日本人は万能の”神”を理解できないのか

第4節
「忘れられた”もう一つの建国神話”」
ヤマトの地で東国の縄文土器が出土する理由

第5節
「”世継ぎ”で紐解く神武天皇の系譜」
隠された初代ヤマト王『ニギハヤヒ』の正体

第6節
「解明・欠史八代の謎」
100歳超えの天皇は実在した?ニギハヤヒの子孫の記憶

 

第1章 ヤマト王権建国- 神話が示す神武東征の真実 

 

第1節
「なぜ神武天皇は東へ向かったのか」
“日向”という名に秘められた東国由来の信仰心

第2節
「強敵ナガスネヒコとの戦い」
国譲りの恨み?..神話に描かれる高天原 vs. 出雲の構図

第3節
「東国系氏族・久米氏の正体」
失われたユダヤ十氏族と神武東征の不可解な謎

第4節
「好戦化するヤマト王権」
神武天皇の時代から突如として戦争が増えた理由

第5節
「田中英道の新・建国神話論」
ヤマト誕生を紐解くカギは”日高見国”にあった

第6節
「神武天皇は実在した」
初代天皇のルーツを解き明かす神話のカラクリ

本章を学んで頂くことで、日本初の王朝である「ヤマト王権」がどのような経緯で成立したのか? その一連の流れが分かるようになるでしょう。これまでは九州から関西にまたがる「西日本中心の国家統一」だと考えられてきた神武東征ですが、田中教授の新たな視点が加わることで、実は、神武東征とは「”関東”を中心にした西日本制覇の歴史だった」という、全く新しい建国の姿が浮かび上がります。田中教授の壮大な歴史観によって、神話の物語が実在した本当の史実としてリアルに描き出されます…

第2章 ヤマト王権の国家統治 - 文化、政治、対外戦争

第1節
「神武天皇の正体」
記紀から読み解く初代天皇の日本建国秘話

第2節
「古墳が示す日本の起源」
なぜ古墳は関東に多く存在するのか

第3節
「巨大古墳築造の謎」
中国・朝鮮系ではない…高度な建設技術をもたらした帰化人

第4節
「魏志倭人伝の嘘」
強大な軍事力で古代朝鮮を制服した女将軍

第5節
「古代に流行した中国由来の疫病」
日本国民全滅の危機…疫病と奮闘した天皇

第6節
「ヤマト王権の”陰の立役者”」
日本の文化、政治の基盤を作った帰化人

本章を学んで頂くことで、世界一の大きさを誇る巨大古墳が突然造られた意外な理由が分かり、私たちがイメージするより”もっと強大な”ヤマト王権の国力に気付くことができます。第十代・崇神天皇(すじんてんのう)の時代には「課税」も始まり、国家統治の土台が築かれ、その後の「三韓征伐」では、朝鮮半島の国々が戦わずして白旗を掲げるほど、強力な軍隊を日本が持っていました。 一体なぜ、建国したばかりの国がこれほどの軍事力を持つことができたのか? 本章を通して、通説では教わらない「ヤマト王権」の強さの秘密が見えてくることでしょう。

第3章 国家の基盤を作った帰化人- 天皇家とユダヤの関係

第1節
「天才民族・ユダヤ人の謎」
なぜイスラエル帝国を作れなかったのか?

第2節 「古代日本と同化ユダヤ」
聖徳太子、お面、仏像に見られるユダヤ人の痕跡

第3節
「ユダヤ系渡来人の功績」
相撲、埴輪、京都..文化の基盤を作った”秦氏”

第4節
「前方後円墳が作られた理由」
権力の象徴ではない?古墳に込められた祖先の死生観

第5節
「騎馬民族を支配した古代日本」
今の天皇家に受け継がれる遊牧民の風習

第6節
「戦闘:ユダヤ人vs日本人」
ヤマト王権に伝来した騎馬民族の戦い方とは

本章を学んで頂くことで、縄文以来の伝統を守りつつも、ユダヤ系渡来人を受け入れながら国家の発展を遂げた、国際色豊かな「ヤマト王権」の姿が浮かび上がります。あらゆる国で排除されてきたユダヤ人たちが、なぜ日本では政権中枢部にまで影響力を及ぼすことができたのか? その理由が分かるとともに、「朝鮮人・中国人が技術をもたらし日本を発展させた」という古代史の通説がそもそも誤っていたことに気付かされます。古代日本とユダヤ系渡来人の関係を知れば、歴史の見方が変わるだけでなく、身近にある文化的造形物からも「ユダヤの痕跡」が見えるようになり、古代日本の歴史に壮大なロマンを感じられるでしょう。

講座全体を見終わった後には、これまで”フィクション”だと考えられてきた初代・神武天皇が、実在した歴史上の人物としてはっきりと描き出され、失われた真実の日本建国史が見えるようになります。田中教授の壮大な歴史観、定説を大きく覆す新説に驚くとともに、神武天皇による建国以来、王朝が一度も滅びること無く、126代にわたり父系を絶やさず今日まで至っている…そんな日本の伝統の長さに感銘し、改めて自国の歴史に”誇り”を持つことができるでしょう。

真・日本建国史 神武天皇とヤマト王権の謎   田中英道著

さて クイズです。

日本という国は、「いつ」「誰によって」建国されたのか?

あなたは何問答えれるでしょうか?
是非挑戦してみて下さい。

第1問
日本を建国したのは誰でしょうか?

イザナギ、イザナミ
アマテラス
卑弥呼
初代 神武天皇
聖徳太子

 

第2問
日本が建国されたのはいつごろのことでしょうか?

5世紀ごろ
3世紀ごろ
紀元前2世紀ごろ
紀元前7世紀ごろ

 

第3問
日本が建国された場所はどこでしょうか?

京都
奈良
出雲
北九州

 

第4問
この中で日本よりも歴史の長い国はどれでしょうか?

中国
イギリス
デンマーク
日本が1番長い

 

第5問
建国記念の日とは、正しくは何を記念する日でしょうか?

初代 神武天皇の即位を記念する日
イザナギ、イザナミが日本の国土を作ったことを記念する日
アマテラスが天地を創造したしたことを記念する日
卑弥呼が日本で最初の国を作ったことを記念する日
日本が建国されたことを記念する日

 

以上、正解はご自身で研究してみてください。

なお、書籍についてはダイレクト出版株式会社です。