出雲で出土した大量の銅剣

出雲大社脇から出てきた数百本の銅剣は何を意味しているのでしょうか?

荒神谷遺跡
358本の古代銅剣出土(高神谷遺跡)1984年(昭和59年)島根県出雲市斐川町神庭の谷から
358本の古代銅剣が一度に出土した。
それまでの全国の銅剣出土総数は300本余りであり、我が国弥生時代の青銅器研究の見直しを迫る大きな出来事となった。

それは山腹から、何故こんな処からと思わせるような、しかもきちっと、縦横しっかりと358本がまとまって、しかも一番重要なのは銅剣の剣の取っ手に「×印」が付いている。
「これはもう使いませんよ」という意味である。
左翼の歴史家は「これを持ってまた復讐するために置いといたのだろう」と言う。しかしそれだったらわざわざ「X」を付けることはない。
それは「自分たちは放棄しますよ」という意味である。

実は神社にあった銅剣を集めた企画である。あの頃の銅剣は、一つのシンボルであり、皆で供出させて「私は降参した。戦う気はありません」「神社が持っていたこの土地を全て差し上げますよ」という意思だと考えます。

あの時代にあの場所に358の神社(統治する土地)があったと考えられる。そのシンボルとしての剣を出したのではないかと見ています。

しかし現在の歴史家は一切言いません。唯物論者は精神的問題あるいは想像することを嫌います。従って何も説明もしません。この銅剣を展示してある博物館に行っても何の説明もありません。何のためにこれを造ったかも一切説明もありません。

「我々はそれを使えないようにしました」ということなのです。
ところが展示室にやたらに並べているだけで、何の説明もありません。
これは非常に困ります。
もし皆さんが展示されているところに行ったら、是非聞いてみてください。「何故何も説明がないのですか❓」と。

田中英道師より